ウェブ解析士の資格維持試験に合格!

 

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8月のブログ更新が9月1日になってしまいました…すみません。

昨夜布団に入ってから、「あ、忘れた。」と気づいたのですがそのまま寝てしまいました。

さて、本日の話題は久々にウェブ解析士ネタです。

 

ウェブ解析士は、資格取得のための講座受講生が2万人を超えたそうで、大きな所帯になってきたのを小さな事務局で回しているので、いろいろと大変なようです。

以前から「割と手作り感のある対応」と感じていたのですが、もうそれではおっつかなくなってきたそうです。

なんとかすべく改善を進めるうちのひとつとして、資格維持要件などが変更されました。

無料会員がなくなったり、「初級ウェブ解析士」の呼び方から「初級」を外したりということもあったのですが、上級ウェブ解析士の私が一番影響を受けたのは資格維持方法の変更でした。

今までは指定の講座を受講したり(input)、執筆や講演といった活動(output)をしていると維持要件を満たしているとされたのですが、今回からは指定された講座動画を閲覧し、試験を受けて合格することが求められるようになりました。

2017年 ウェブ解析士協会 資格維持要件・会員制度について

なんとかかんとかやっと先月合格にこぎ着けたのですが、これから試験を受ける方もおられると思いますので、参考までに私の合格までの道のりを書くことにします。

 

更新要件の変更告知来る

 

その発表があったのが今年の4月でした。

一応、動画のURLなどをメモしておいたのですが、5月は連休があったにも関わらず動画閲覧しないままに過ぎていきました…。

6月になり、やっと動画を見始めたのですが、テキストなどは全くなく、1時間以上ある講座の動画を見て内容を全部記憶するとか無理でしょう。

考えた末に、講座の中で使われているプレゼン資料を自分で作ることにしました。
ひと通り全部作ったら、一度試験を受けてみようと決めてやり始めます。
動画の中の資料はきっとPowerPointかKeynoteで作ってあると思いますが、私はWordで作成して、見出しと目次をつけたものにしました。

作成した資料はこんなのです。

ちなみに、試験は10月末までに受かればよいということになっていました。

最初は月の間に何度受けてもよく、6月以降は月のうちに一回受検ということになりました。

(受検方法の詳細については会員それぞれにメールでお知らせがあり、ホームページには今のところ掲載されていません。)

7月に入って新しい試験の受検を促すようにメールの連絡が来て、受検率や合格率なども発表がありました。新しい制度が始まったばかりでちょっと揺れていて、受検できる回数が変わったり、問題の出題形式が途中で変更になり合格率がかなり変わるなどの報告は面白いなぁと思いながら読みました。

で、6月中には資料は出来上がらなかったので、私の受検は次月に持ち越しになりました。

「とりあえず受けてみたらいいんでは?」という友人の言葉をよそに、業務終了後にカリカリと資料作りにいそしみ、やっと出来上がったのが7月中旬でした。

 

ついに受検

受検したのは7月27日です。

試験は以前やった協会のアンケートのように、ウェブ上のフォームで行われます。

合否判定はその場では表示されませんが、合格するには何問正解にしなくてはならないかが書かれていて、採点までその場でされるので、試験直後に自分が合格しているかどうかはわかってしまいます。

ちなみに、協会がやっているアンケートに答えるとその分1点もらえるので、合格できる確率が上がります。必ず受検前にアンケートに回答しとかないと損になる訳ですが、このアンケートは回答がすでに締め切られています。あしからず。

で、私が受検した結果はどうだったかと言いますと…アンケ―ト回答の1点を加点して、ぎりぎり合格でした。

ま、合格は合格です。

でも…危なかったー。

正式な合格発表は翌月の3営業日以内に協会のホームページにて受検番号の掲載という形で発表されるとのことで、受検が月末近かったのでそれほど待たずに発表があるはずと掲載を待っていました。

 

合格発表が遅れてヤキモキ

丁度、協会がホームページの部分リニューアルを行っている時に重なっていたようで、全然3営業日以内には発表がありませんでした。

発表と言っても合格した会員番号のみの掲載なので、自分の番号を探すのがちょっと大変。

それでも、なかなか7月分の合格者が掲載されないので6月分とある中でも自分の番号ないのかと何回か確認したのですがやはりなく…結局7月の合格者が追加掲載されたのは7月の半ばでした。

半月ぐらい、モヤモヤとかヤキモキとかしてました。

掲載された自分の会員番号を見てほっとひと息ついた訳ですが、ここで終わってもいられないのがウェブ解析士なのでした。

 

新しいコンテンツのキャッチアップ

受検のための講座動画の内容はなかなか濃かったです。
資格維持の要件は閲覧のみなので動画の中であるような課題提出までは求められていませんが、実際にこの講座を受けて課題を提出するのはハードル高いなーと思いました。

私は、業務でウェブ解析をすることは現状少なく、落ち着いて顧客分析をする機会もほとんどありません。

動画を見て内容をテキストに起こすと、求められているものがどんなものかおおよそ理解するところまでがせいぜいで、実際にそれを自分の力でやれるかと言えば怪しいところです。

8月末に協会のホームページで代表理事からの「事務局の対応と改善について」というタイトルのお知らせが掲載されており、その中で私のようなヘボい解析士のスキルをどうしていくかの対応などが言及されていました。

また、協会からはカリキュラム委員会の活動報告もあり、覗いてみると年々カリキュラムの内容が変わる&高度になる気がして、惧れおののいているのが正直なところです。

資格を維持していくには、やはり業界の新しい波については知っておくべきだと思います。

その一方で、実際に働くウェブ解析士は、その働き方、提案など、多様でかつ個性的であってよく、必ずしも専門用語バリバリの専門家然とした姿や雰囲気はなくてもよいような気がします。

それを両立するのが私の理想なのですが…その方法については、未だ模索中です。

ウェブ解析と提案は、資格がなくてもできるものですから、その辺の資格の差別化って大事なことで協会も考えているところなんでしょうね。

とりあえず私がやるべきことは、新しいカリキュラムや、会員に公開されている動画をちゃんとチェックしていくことからでしょうか。

自分の業務、お客様像、お客様の求めるもの、提案することなどを考え揺れ動く毎日ですが、それらをどうさばいて自分なりのスタイルを作っていけるのか?

ちょっと大げさになりましたが、合格して気が抜けている状態で次年度のカリキュラムについての情報が入り始め、あちゃーと思っている今の気持ちを書き留めました。

そう、合格して終わりじゃないんだよー。

でも、まだ合格してない人はまずそこがんばってね!

動画の内容と関係ない問題も出るけど、なんとかなると思うよ!

ウェブ解析士としての私の明日はどっちでしょう。

道はまだ続きます。

 

 

 

 

 

 

システムの種類について – もしくは「WEBシステムってなに?」

 

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関連記事→ 奥進システムHP 中小企業向けシステム開発の流れ

 

 

 

 

先日ある方とお話をしていた際に、途中からなんだか不思議な気分になり、そのまま話を続けているとそうなる理由が徐々に判明してきました。

その方と私はシステム開発について話していたのですが、私はWEBシステムの開発について話をしているつもりでも、相手の方はそうではなかったのです。

両者の前提が違っていたので、話しをしていてもどこかかみ合わないことがあり、それが私の不思議な気分を醸し出していたのでした。

なんでこうなるのの気持ちを表現

 

実は、システムには3つの種類があります。

  • スタンドアローンシステム
  • クライアントサーバーシステム
  • WEBシステム

当社はWEBシステムを専門に開発していますので、システムのお話をする際には常にWEBシステムのことをお話します。

ところが、お話している方がその時お使いのシステムは、スタンドアローンシステムでした。それ以外のシステムについてはご存じなく、そもそもシステムというものにいくつも種類があるということも知らずにおられました。

話しがかみ合わないはずです。

 

今は多くの職場でパソコンが使われていると思います。

そのパソコンに入っているシステム(≒ソフトウェア)で仕事をしていると思いますが、そのシステムの種類が3つあります。
あなたが今使っているシステムがそのうちのどれに当たるかを、下の図を見て考えてみてください。

歴史的に言うと、登場したのはこの順番です(さっきと同じ並び順)。

  1. スタンドアローンシステム
  2. クライアントサーバーシステム
  3. WEBシステム

パソコンの性能の向上や、ネットの技術の進歩に伴って、始めはスタンドアローン(「スタンドアロン」と伸ばさない言い方もあり)しか選べなかったシステムですが、クライアントサーバ(「クラサバ」と略すこともあり)やWEB(「ウェブ」と読みます)が登場してきました。

いつの時代も新しいもの好きさんがいたり流行があったりします。

また、情報セキュリティへの感心の高まりや配慮という流れもあります。

昨今はWEBシステムが全盛のようですが、組織ごとのポリシー等の関係で、3種類のシステムが混在しているのが現状です。

 

有限会社奥進システムはWEBシステムを専門に開発し提供している会社です。

お客様(になるかもしれない皆様)には、WEBシステムというものが何かを知っていただきたいと切に思っていますので、3つのシステムの種類についてここで順にご説明していこうと思います。

スタンドアローン

 

1台のパソコンにソフトウェアをインストールして使います。

ソフトウェア = プログラム + データベース

システムとして利用する際に、ネットワークを介して他のパソコン等につなぐ必要がないものです。

スタンドアローンとは、独りで(alone アローン)成り立っている(stand スタンド)という英語からきています。

システムに必要なプログラムとデータは、インストール後にそのパソコンの中に入っています。

データ = データベースの中身

システム = プログラム + データベース + データ

WordやExcelなどのOfficeソフトは、スタンドアローンのシステムです。

そのパソコンに入っていて、そこでしか使えないシステムが、スタンドアローンシステムです。

クライアントサーバ

 

プログラムの機能が多くなってくると、プログラムのファイルのサイズが大きくなってきます。

また、システムを使い続けるとデータベースの中のデータがどんどん増えてきて、増えたデータの中身を表示したり検索したりする作業がだんだんしづらくなってきます。

パソコンが高性能ならいいのですが、一般のオフィスに導入される多くのパソコンを全部高性能のものにするとお金がかかって仕方がありません。そこで考えられたのが、クライアントサーバシステムです。

高性能のサーバコンピュータを、それほど高性能でないクライアントコンピュータが共同で利用する仕組みです。

このシステムでは、サーバコンピュータとクライアントコンピュータのそれぞれに、専用のソフトウェアをインストールします。

データベースは、サーバの中にあります。

データベースのデータを使った難しい集計などの処理は、サーバの中のプログラムが受け持ちます。

クライアントは、集計結果を請求する・結果をもらう、と言ったそう難しくない機能のプログラムを動かします。

ただ、使う人は自分の操作がサーバとクライアントのどちらのプログラムを動かしているかはあまり意識することはありません。

WEBシステム

 

最後に、WEBシステムについてご説明します。

WEBシステムでは、プログラムとデータベースをサーバコンピュータにだけインストールします。

サーバへのプログラムのインストールは、通常システムを提供する会社が行います。

クライアントコンピュータでは、すでに入っているブラウザソフト(インターネット・エクスプローラなど)を使うことになりますので、システムのための特別なソフトウェアをインストールする必要はありません。

システムを提供する会社が、サーバの準備ができたと連絡してきたら、お客様はシステムを利用開始します。

インターネットに繋がる環境ができていて、ブラウザソフトが入っているパソコンがあればOK!

WEBシステムが選ばれる時、その理由の1つに、クライアントコンピュータへのプログラム・インストール作業がないことが挙げられます。オフィスにシステムを導入する際に、すべてのパソコンにプログラムをインストールするのは、なかなか時間のかかる大変な作業なのです。

そして、一旦すべてのパソコンにインストールができたとしても、パソコンが壊れて入れ替えになったり、新人さんが入って新しいパソコンが導入される度に、インストール作業をまたやらなければなりません。

WEBシステムなら、インストールは不要ですから、パソコンが新しくなろうと、新人が何人入ってこようと、オフィスではそれに伴う作業をする必要がありません。

また、プログラムを変更したり修正したりしても、サーバのプログラムだけが新しいものに入れ替われば、クライアントのパソコンからはどれでもがその新しいプログラムを即座に利用できるようになります。

インターネットの利用が盛んになった今、多くのシステムがWEBシステムに移行してきています。そのことを「クラウド化」と表現したりします。

しかし、よいことばかりではありません。

WEBシステムはブラウザを通して利用するシステムなので、ブラウザによって制限を受けることがあるのです。もしブラウザに不具合があって、それによってシステムが上手く使えない事態が発生しても、システム開発会社はブラウザの開発や配布には関わっていないので、ブラウザの不具合をどうすることもできません。

また、インターネットを利用するシステムなので、ネットがつながらないとシステムが使えません。

WEBシステムは、インターネットという現代的なインフラに依存した、現代的なシステムなのです。

WEBシステム開発、当社の場合

有限会社奥進システムWEBシステム開発と、ホームページ制作の両方をしています。

いろんな会社様の、様々なシステムを開発し、提供してきました。

また、ホームページについてのご相談もあり、ご予算に応じて制作させていただいています。

その中で、ドメイン管理やメールアドレスの管理などもさせていただいています。

お客様は、中小企業様が一番多くを占めています。

WEBに詳しいお客様は多くありません。ですので、できるかぎりわかりやすいようにご説明して、ご提案して、予算やスケジュールの調整もいたします。

これから初めてWEBシステムを作りたい。

ホームページも作ってみたい。

みんなのメールアドレスを作って、使いたい。

 

そんなご相談をまとめてお受けしています。

受発注管理、在庫管理、顧客管理、勤怠管理などのシステムをお考えの中小企業の経営者様

専門学校などの教育関連事業のシステムを検討されている法人のシステム担当者様

ネットショップの運営を改善したいとか、社内の連絡網の構築が悩ましいとか、従業員・パート・アルバイトのシフト管理を楽にしたいとか、そんなお悩みもぜひ一度当社にご相談ください。

ホームページついても、何かお困りであるとか改善したいとか、そんなご相談も受け付けています。

システム開発もホームページ制作も、当社ホームページに掲載しきれていない、たくさんの事例がございます。

WEBシステムでお仕事をよりよくしたい!というあなたのご相談、お待ちしております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ご意見、いただきます! – 会議前アンケートシステム

 

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関連記事→ 奥進システムHP 課題例-IT化を進めたい

 

 

 

今回のテーマは「根回し」

日本全国に会員がいる、もしくは支社がある会社さんが、年に1回「総会」と称する会議を行い組織の運営などの関わる重要な議題について話し合うとします。

普段から顔を突き合わしている人同士でもなく、住む土地の常識や習慣も違っているもの同士が集まります。

会場までの往復にかかる時間とお金もバカになりません。

年に一度のこの会議では、参加者の意見をしっかりまとめて、きっちり決を採りたい。

しかし、時間が限られている。

今日は、そんな会議を運営するお客様からのご依頼で開発したシステムについてのお話です。

 

会議前に決をとっておく

会議の議題は最多で10件とのことでした。

議題の内容や参加者によって、あっさり議決できるときもあれば、持論を長々と展開したり話し合いが紛糾して長い時間がかかったりといろいろです。

会議の運営者であるお客様は、効率的参加者が納得しやすい仕組みづくりを考えました。

そして思いついたのが、あらかじめ賛成/反対を表明しておいてもらう、というシステムです。

名付けて、「会議前アンケートシステム」

参加者全員に、会議の前にシステムを利用してもらい、まずは議題を確認してもらいます。

表示する項目は下記の通りです。

  1. 議題タイトル
  2. 議題の内容説明
  3. 補足資料(PDFファイルなど、必要な場合のみ)

このセットが、最大で10件表示されます。

参加者はこれを見て、決められた期間内に各議題の賛成/反対を登録します。

  1. 賛成/反対
  2. 理由説明(50文字程度)

そして締め切り後、参加者それぞれの意見がすべて公開されます。

 

何が画期的だったか

なんといっても、会議をやる前にすでに賛成と反対の数がわかっていることです。

じゃあもう会議する必要ないねということではなくて、各議題についての賛成と反対はまだ議決ではなくて、それを踏まえた上でやっぱり会議は行われます。
すべての議題で多数決で決まるというものではないからです。

あらかじめ登録された意見をもとに議論をすると、予備知識が入っているので話が早く進みます

また、会議の運営者は参加者の登録した内容をシステムから出力して参照しながら進行を行うことで、賛成・反対双方の意見を取りこぼさずに引き出し議論することに成功しました。

今までは、会議の席で初めて顔を見る参加者があったり、自分の意見を表明できない不満があったりしましたが、システムを通して全員が自分の意見を表明する機会を得、お互いの意見を知り、運営側はそれらをまんべんなくすくい上げることができました。

システムがあったので、参加者の登録した内容や議題を、手書きせずに一覧表にまとめることができました!
(登録データをシステムから、CSV形式ファイルとして出力しました)

決して複雑なシステムではありませんが、このシステムを会議で利用することは参加者・運営者双方によい意味で衝撃的な変化をもたらしたのでした。

(ちなみに、やっぱりなかなか登録してくれない参加者もいたので、運営者からは何度か催促する必要はありました)

(議題によっては運営者が参加者にもっと詳細な意見を聞いたりしたこともありました)<=== 根回し!

 

ということで、会議の根回しにシステムを利用してみてはいかがでしょう?

ウェブ・システムなら日本全国、地球の裏側からでもご利用いただけます!

ウェブの強みってなんだと思われますか?

沢山あると思いますが、

  • 時間に縛られない
  • 場所に縛られない

という2点は大きいと思います。

今回の事例では、会議の参加者それぞれが、指定された期間中の好きな(都合のいい)時に、好きな(都合のいい)場所で意見表明を行いました。

もしかしたら、会議当日にどうしても参加できない人も、不在者投票のようにあらかじめ意見表明をすることができたのです。

これと似たようなことができれば、改善されるお仕事や職場はありませんか?

もし思いつくことがあれば、それをぜひ有限会社奥進システムにご相談ください。

ウェブでお手伝いできることがあれば、駆けつけて提案をさせていただきます。

ちなみに、当社も時間や場所に縛られない働き方を求めて日々チャレンジしています。
そんな当社だから、お手伝いできることがあると考えています。

御社からのご相談、お待ちしております。

 

 

 

 

 

 

システム開発会社の選択基準

 

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関連記事→ 奥進システムHP システム開発

 

 

こんにちは!

2か月もご無沙汰してしまって、すみませんでした。
やはり、年度末の3月と年度始めの4月はバタバタですね…。

さて、久々のシステム開発あれこれブログですが、今回はなかなかハードなテーマでお送りいたします。

そのテーマとは『システム開発会社の選択基準』です。

 

皆さんは、システムを導入したいとき、システムを改善したいとき、どんなシステム会社をどのような基準で選びますか?

その為には、どのような情報をいかにして集めますか?

今回の記事はあくまで選ばれる立場から書くものですので、当てはまらないところや足りないところがあるかもですが、それについては後でこそっと担当者にお知らせいただければ幸いです。
(で、こそっと記事を直しておきますので)

 

さて、システム開発会社です。

どうやって選びましょうか。

ポイントになりそうな部分をいくつか挙げてみます。

  1. 価格
  2. 相場(感)
  3. 納期
  4. 会社情報
  5. 今までの実績
  6. 技術力
  7. 提案力

それぞれについて、詳しく考えていきましょう。

価格

 

なんと言っても、これでしょう。

システム化に当たって、発注しようとする会社さんには、取れる予算というものがあります。

これこれ、このようなシステムを作りたいんだが、とシステム会社に見積もりを頼み、その金額が予算に合うかどうか考える訳ですね。

予算と見積もりを比べて、安過ぎると怪しいし、高過ぎれば支払えません。

個人事業主と法人を比べれば、一般に個人事業主の見積もりの方が安くなります。(一部のスーパー個人事業主を除きます)

それはなぜかと言えば、個人事業主は個人でやられてますので、その方がもし仕事の途中で倒れたらその開発案件はとん挫する可能性があったり、後々のフォローも他の案件で手がいっぱいならしてもらえるとは限らない、要は個人が責任を持てる範囲が法人に比べて小さいので、見積もりの金額もそれに合わせて小さめになるのです。

では、法人の場合はどうかと言いますと、規模の大小はありますが法人ですのでひとりでやってるのではないと言うことで、担当者が不在や多忙の場合でも他の担当者を立てて対応することができると言う建前があります。事務所を構えて法人格を維持しているということは、それなりの維持費人件費その他いろいろかけつつ開発環境を作って仕事に当たっていますので、仕事をする際にはそれなりの金額となる訳です。

どちらがいいとは一概に言えません。

安さを求めて個人の方を選ぶことも、信頼感を買う意味で法人を選ぶこともあります。

選択の基準は金額だけではありませんので、複数社からあまり違わない見積もりが出てきた場合には、金額以外の要素を検討していきます。

 

相場(感)

すでにシステム導入経験があったり、実はシステム会社にいたことがあったりする方がシステム導入の見積りを見た時、「この金額はありえない…」と思うことがあるかもしれません。

また、常々システム導入を考えて情報を集めていると、出てきた見積もり内容に不審を抱くことがあるかもしれません。

もし「あれ?」と思うことがあれば、その見積もりを出してきた会社や担当者に、その根拠や理由を尋ねてみてください。

お金を出す方がそれを訊くのは当然のことです。

ただ、そこで注意していただきたいのが、尋ねる方の経験や知識でその見積もりや根拠をどれくらい検証できるかということです。

IT関連業界は日進月歩です。

昔取った杵柄がいつまでも通用するとは限りません。

その経験やその知識が、今使えるものであればそれをもって見積もりの妥当性を量ることができます。しかし、そうでない場合は、提案してきたシステム会社といくら話をしても平行線になってしまうかもしれません。

納期

もし、決まった時期にシステムを導入しなくてはならない場合、その納期に間に合わせてくれるシステム開発会社にお願いしたいですよね。

実は二か月かかるシステム開発作業を一か月でやるとなると、人員を通常3人でやるところを6人にしてやるなどするわけですので、期間が半分になるからと言って費用が半分になるということはありません。

内容にもよりますが、段階的な導入で当座の〆切を凌いでいく方法なども可能かもしれませんし、慌ててシステムを作ると何かと不具合が起こりやすくはなってしまいますので、スケジュールについては充分考えていただきたいところです。

大体において、急ぐと価格は高くなります。特急料金になります。

システムのことに明るくなく、すぐできると思ってたけど違うのか、がっかり、というケースもままありますので、システム導入の相談の際には早め早めを心がけていただくと、システム開発会社は喜びます。

他の仕事との調整も発生しますので、事情は説明しつつ、お互いにできることを話し合い、建設的な雰囲気でいけることが理想です。

会社情報

今や小さな会社でもホームページを持っている時代になりました。

システム開発会社、特にIT系バリバリのシステム開発会社であれば、自社のホームページは持っていて公開していることでしょう。

システム開発を依頼できる会社かどうか、そのホームページを見て、「会社概要」などのタイトルのページをご確認ください。

従業員が何人くらいいる、どんな事業をやっているのか、得意な分野は何か、社長はどんな顔か…勿論場合によりますが、ホームページの会社情報は、お見積り以外のその会社を選ぶために使える情報です。

何かあった時にすぐに連絡できるのか、来てくれるのか、という点が心配なら所在地が近いところにある会社がよいでしょう。

しっかりした大きな会社に任せたいなら、創業年・資本金・従業員数などの数字をチェックするかもしれません。

ホームページを持っているのが普通の時代になっているからこそ、IT系の会社はそのホームページをきちんと整備しておいた方がいいと言う会社もあれば、そこにこだわらない会社もあります。

あなたはどこに着目されますか?

今までの実績

前項の会社情報に似て、よくホームページに掲載されている「今までの開発実績」「開発事例」などです。

会社のパンフレットにも掲載しますね。

そのどこを見て欲しいかと言いますと、

  • 依頼したいシステムと似たシステムの開発実績があるかどうか

はもちろんですが、

  • 取り引き先が自社と似ているかどうか

当社であれば、大企業というよりは中小企業向けのシステム開発実績が主になります。
もしくは、大企業グループの中の組合とかでしょうか。

大企業のシステム、特殊な業務のシステムは、開発する会社を選ぶと思いますので、その辺をチェックする、またはシステム開発会社の営業に尋ねてみてください。

技術力

システムの専門家でない発注側ではなかなか判断しづらいところではありますが、そのテの実績があるのかなどから推測することになるかと思います。

詳しい技術的なことは聞いてもわからないかもしれないのですが、その際にはシステム開発会社の営業さんがどんな説明の仕方をするのか観察してみてください。

もし発注すれば、しばらくかもしくは長期間つきあうことになる担当者です。

システム素人相手にどんな説明をしてくれるのか、こちらの不安や不満をわかってくれるのか、それもシステム開発会社としての技術力だと思います。

システムをきれいに仕上げる技術力は、あって当然です。

最初の説明から開発中のやり取り、納品時の対応など、すべてにおいてシステム開発会社の技術力が試されます。(少なくとも当社はそう思っています。)

また、当社は特定業種に特化したシステム会社ではないので、お仕事をいただく度にその会社の業務内容を聞き取って仕様に詰めていく技術力が必要です。

宣伝になりますが、当社がモックアップ(システム模型)を先に作って仕様を確認いただくという作り方をするのも、当社の技術力の一端であると思っています。
お客様と円滑に仕様を作り、ご確認いただき、開発していくために敢えて作った工程がそれなのです。

提案力

今までの話しに重複するところがあるかもしれませんが、システム開発にあたっては価格や納期など条件がいくつかあることが普通だと思いますので、それをクリアできるような提案力を持つ会社を選んでいただきたいと考えています。

予算に限りがあり、見積もり価格とかけ離れていたとすれば、それをどう近づけるか、またはお客様の事情を伺って予算の取り方や時期などをご提案するとか。

納期がどうしてもここでないと、という場合には、どのように進めていけばそれに間に合うか、間に合う体にできるのかとか。

不正なことはもってのほかですし、お客様のご都合を無視したことも開発現場を無視したこともダメです。

できないことも、できると言ってはダメです。

いろいろと考慮して、建設的で、お客様の満足度が高まるような提案をしてくれる、そんなシステム開発会社がいいと思うのです。

 

さてさて、自らの首を絞めているかもしれないようなことをつらつらと書いてしまいましたが、システム開発会社選びには、困っていらっしゃることが多いと思いますので、かなり私情が入っているかもしれませんがこのようなテーマを選んでみました。

ちなみに、有限会社奥進システムは中小企業向けのお仕事に関わるシステムを得意としています。
受発注管理システム、見積書作成などを行う営業支援システム、在庫管理システム、顧客管理システムなどです。
ショッピングサイト制作や、ホームページ制作もやってます。

弊社と話してみたい! 頼んでみたい! ちょっと相談したい! と思ったあなたはぜひ下記をクリックしてください。3営業日以内に担当者よりご連絡差し上げます。

長文におつきあいいただき、ありがとうございました!!

 

 

 

 

 

 

昭和なシステム 再構築のススメ

 

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関連記事→ 奥進システムHP 課題例-今のシステムが古すぎる

 

 

先日、ある団体の事務所を訪問する機会がありました。

その目的の訪問ではなかったのですが、現在お使いのシステムの話題になり、折角なのでどのようなものか見せていただくことになりました。

話しを伺ってみると、そろそろリニューアルを検討されている古いシステムということでした。

事務所の中に入らせていただき、まず目についたのはこれでした。

どーん。

ドットインパクトプリンタです。

専用帳票用紙を使って、このプリンタで伝票を出力されていました。

正直に告白しますと、懐かしさでテンションが上がりました。

 

で、お使いのシステムはどのようなものですかとお尋ねすると、Accessで構築しているものとのことでしたのでパソコンを見せていただきました。

OSが、Windows95でした。

 

 

 

そして更に、かなり懐かしいメディアを発見しました。

3.5インチのフロッピーディスクです。(更にテンションが上がりました。)

 

銀行の入金データを一旦このメディアに書き込んで、システムでそれを読み込んでいるそうです。

可能な範囲でシステムをお使いになっている状況など拝見したのですが、長年お使いになっているシステムでありがちなことで、レスポンスがとても悪く、重い状況が見てとれました。

会員管理をしているシステムで、各会員に会費の領収書を圧着はがきに印刷した形で郵送されているのですが、専用帳票とともに非常にコストがかかるとのお話でした。

ここまでをまとめて言いますが、これはまさに「昭和なシステム」です。

突っ込みどころはたくさんありますが、なるべく冷静になって改善点をあげてみようと思います。

 

1.帳票まわりの改善

プリンタの価格はたった数年で随分下がりました。

現在は業務でも安価なインクジェットプリンタ、きれいな印刷品質にこだわるならレーザープリンタをお勧めしますが、どちらも用紙はいわゆるコピー用紙(PPC用紙)でOKです。

こちらのドットインパクトプリンタで使われている専用帳票用紙は、現在1枚あたりのコストが25~30円ぐらいになります。ちなみに、PPC用紙の場合は、1枚あたり1円しません。

プリンタ自身も、もし故障しても修理する部品が手に入るかどうかわからない状況です。

一旦故障して印刷ができなくなると、途端に帳票出力がまったくできなくなるというリスクを負っている訳です。

また、領収書を圧着はがきに印刷して郵送するということをやっており、こちらのコストも大きいので、領収書はメール送付に切り替えたいとのお話でした。そうすると、用紙も郵送料もかかりませんね。

2.利用メディアの改善

フロッピーディスクの利用はやめた方がよいと思われます。

すでに、普通には購入できないくらい今では珍しいレガシーなメディアですし、そのためのドライブも壊れたら替えの入手が困難です。

更に、新しいパソコンがそのデバイスに対応しているのか怪しいので、こちらについても使い続けるにはリスクが伴います。

現在では容量の大きなハードディスクが安価になっていますし、ファイルを交換するのにメディアに書き込むことも必ずしも必要ではありません。メディアのコストも削減の余地があります。

3.システムの改善

話題の本丸です。

実はこのパソコン、ネットに繋がっています。そしてセキュリティソフトも導入されています。

しかし、古いOSにはセキュリティホールがあったりしますので、常に最新(に近いもの)に更新しておくことをお勧めします。(ウェブ利用の場合は、ブラウザも最新バージョンにしておくことをお勧めします。)

(※ただし、デバイスドライバなどの関係で最新OSにできない場合は除きます。)

それから、Accessで構築しているシステムですが、

  • 「遅い」「重い」という使い勝手の悪さ
  • 外部から情報を参照できない不便さ
  • 使っていない機能がある

などの改善すべき点があります。

外部からタブレット端末などでシステムの情報にアクセスしたい場合は、ウェブシステムへのリニューアルがお勧めです。

勿論、その場合はセキュリティに配慮した設計が必須です。

 

システム改善にあたって特に注意するところ

このように、機器構成もシステムの中身も昭和感がいっぱいのレガシーシステムは早急に改善していただきたいのですが、現実的なところで改善の際に注意していただきたいポイントをお伝えしますのでぜひご一読ください。

  • 必要な機能がどれかを確認する
  • 必要な予算を確認する
  • 現場に導入できる方法を確認する

それぞれの詳細をご説明します。

 

必要な機能がどれかを確認する

今まで使っていたシステムの中で、実は使っていない機能やメニューはありませんか?

取引先などの変更、仕事の中身の変化で、使わなくなったり使えなくなった項目などはありませんか?

システムを改善する際には、その辺りの棚卸もしてしまいましょう。

必要な予算を確認する

必要な機能を実装するためには、一体どれくらいの予算が必要になるのか?

あるいは、どれくらいまでを予算にできるのか?

新システムの導入は、設備投資です。どれくらいを、どのようなスケジュールで投資するのかをしっかりと考え、現実的で無理のないスケジュールを検討しましょう。

また、場合によっては同じ機能でもいくつかのやり方があり、それぞれにかかるコストが変わってくることがありますので、率直に相談と検討を行うことをお勧めします。

現場に導入できる方法を確認する

現場で実際にシステムを操作・運用する担当者のITスキルはどうですか?

それによって、画面や操作性を調整していく必要があります。

若くてパソコンに慣れているのか、若いけれど普段はスマホを使っていてパソコンは持っていないとか、年齢が高くて画面の小さい字は見えにくいとか、現場の利用状況を確認し、見た目の調整だけでなく研修を実施した方がいいこともあります。

導入を段階的に行うか一括で行うかということもあります。

 

いろいろと面倒だな…と思われましたか?

でも、大丈夫。

奥進システムのように、企業の業務管理システムをずっと開発してきた開発会社なら、お客様の要望や困ったことを聞き取り、ポイントを押さえた提案をいたします。

中小企業様のシステムの困りごとの相談は、いつでも受け付けております。

まずはお問い合わせください。お待ちしております。

 

 

 

 

とにかく、まとめて!- 物件管理システム

 

お問い合わせ→ お問い合わせフォームへ

関連記事→ 奥進システムHP 中小企業向けカスタムWEBシステム開発

 

 

情報をパソコンで管理しよう

building_fudousan

ここは、とある不動産会社です。

実は、かなりたくさんの物件を管理しています。

一番多いのは、オフィスビルです。次いで、マンションです。

一戸建てもあり…駐車場も。

 

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オフィスビル

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マンション

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戸建て住宅

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駐車場

この会社、物件の情報は最初紙で管理していました。

書式に従って管理票となるA4サイズの紙に手書きで情報を埋め、種類ごとエリアごとにファイルしていました。

その管理方法に限界を感じた時、丁度パーソナル・コンピュータが普及し始めていたので、Accessによる物件管理システムを構築しました。

この時点で、お客様との商談については、まだ紙での管理が続いていました。

ダウンロード

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そして時は移り・・・

 

インターネットの時代がやってきた!

不動産会社は不景気の波を乗り越えて、現在いくつかの支店を持つようになりました。

支店が増え、社員が増え、管理する物件も増え続けた結果、物件情報の管理について考え直すべき時だと社長は決断しました。

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決断した社長

新しいシステムの条件は下記です。

  • 物件の種類を問わず、一括管理できること
  • 物件情報の検索・閲覧・更新がどの支店からもできること
  • 物件に関わる商談情報も、物件と一緒に保存・閲覧ができること

ということで、新しいシステムでは、今まで紙で管理していた商談情報も電子化されることになりました。

 

何がいけなかったのか?

しかし、ここで少し振り返ってみましょう。

Accessによる物件情報管理システムは、何がいけなかったのでしょうか?

なぜインターネットを使ったシステムにしなくてはいけなかったのでしょうか?

Accessによるシステムは、インターネットを使わない社内システムだった
社外からシステムにアクセスできなかった
アクセスしたい時が増えていたのに、対応できなかった

社外から物件情報システムにアクセスしたいのは、どんな時だと思いますか?

社外にいる時 = お客様を物件にご案内している時

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もっと他の物件を、その場で提案しようとしたら?

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それから、物件に関わる情報を、現場から素早くシステムに登録したいと思ったら?

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それから、もうひとつ、紙管理だった商談情報をシステム化し、物件情報と一緒に保存・閲覧ができるようにしましたが、そうする必要とはなんだったのでしょうか?

そのようにしていない時に何が問題だったのでしょうか?

1つの物件についての情報を、複数の場所から取り出す手間と時間がかかっていたことです。
つまりは、その分お客様をお待たせすることになります。

商談情報の分析ができる状態ではなかったということもあります。
売れる物件、売れない物件があり、その理由や特徴は商談の内容を分析することでわかる部分があるにもかかわらず、紙の状態で商談情報が保管されていては集計したり検索したりすることができません。

今回のシステム化では、社外から物件情報を検索・閲覧することができるようになりました。

また、物件に関わる過去の商談を素早く取り出して、新規の商談の際にその情報を活用できるようになりました。

※商談情報の分析については、予算と運用を鑑みて次期開発に持ち越しとなりました。

  • 予算=足りない
  • 運用=新しいシステムで、急にたくさんの機能を使いこなせない

 

中小企業さん、いらっしゃい

突然ですが、有限会社奥進システムは中小企業向けの業務管理システムをオーダーメイドで作る会社です。

限られた予算で、業務をラクにするシステムを提案し、開発します。

今回の不動産会社のシステムでは、求められる要件がはっきりしていましたので、それをクリアできるように考えました。

また、実際に現場でシステムを運用(操作)する人がどれくらいパソコンのスキルがあるかも聞き取りを行い、画面設計をしました。

オーダーメイド(受託)開発は高い?

本当に必要な機能が、使いやすい形でできあがってくるなら、高くはないと考えます。

もしシステムについて検討されおられましたら、一度相談してみませんか?

相談は無料です!

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御社からのお問い合わせを、お待ちしておりまーす!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ウェブ解析レポート作成についての一考察

 

奥進システムのHPはこちら→ https://www.okushin.co.jp/

 

 

2015年6月の上級ウェブ解析士の資格を取り、早や1年と半年が過ぎました。
資格取得の際には、Googleアナリティクスの数値の扱いに苦労し、課題のやり直しを課されたりして大変でした。
しかし、資格が取れたからもうその辺はばっちりかと言うとそうでもなく、一人前のウェブ解析士となるための模索がそこからスタートしたというのが本当のところです。

2016年は、自社の新サービスとしてアクセス解析レポート作成や、それを使ったコンサルティングを企画し、試験的に既存顧客に提案をさせていただいたり、社内でそれを実施できる体制づくりを行っていました。

その際に、すでにレポート作成のサービスを提供している他社を参考にし、内容や価格についてリサーチしました。
自社でまとめる内容を決め、まずは自社サイトのレポート作成をしばらくやってみようということになりました。その時、すでに今年の夏の終わりになっていた訳ですが、時間がかかったのは担当者である私が他の業務を抱えてやっていたせいです。

会社代表に作成した自社サイトのレポートをもって報告をしましたが、その際に代表からいくつかの宿題をもらいました。
それは以下のようなことです。

  1. レポート作成のアウトソースの検討
  2. 報告内容の見直し

レポート作成のアウトソース?

なぜこの話が出たかというと、レポート作成作業で私の時間を使うことをなるべく抑えたいとの考えがあったためです。

当社は小さな会社なので、社員が少ない。
私はひとりで営業、広報、その他雑用お手伝いをしています。
そこにアクセス解析とレポート作成を突っ込むと、それ以外の時間を圧縮せざるをえなくなり、それが当社として正しい方向か?との投げかけでした。

私でなく社内の他の社員を担当に入れる、またはすでにレポート作成をしている会社のサービスを利用することを検討することになりました。

報告内容の見直し

他社を参考にし、また自分で考えた結果決めたレポートの内容でしたが、実は代表が欲しい情報がそこになかったのです。

代表が気にしている、見たいデータは、かなり限られたものでした。
考えてみると、忙しい経営者はゆっくりとページ数の多いレポートを読む時間がないのです。
ピンポイントで、「これとこれ!」と明示していただけたので、なんだか目からウロコでした。

以上の2点に対応すべく再検討しているうちに、なんだか根本的なところで修正をかけていく必要があるのではないかとの思いが生まれてきたのでした。

改めて顧客像をイメージする

当社のお客様は、中小企業の経営者やシステム・ウェブの担当者です。

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自分のお仕事のことには詳しくて、目指すは売上アップとかそれにつながる業務改善で、そんな人がウェブのアクセス解析レポートをどのように見て、どんなことを感じたり考えたりするのでしょうか。

想像力が多少不足していたとしても、自社の代表のことを思い浮かべれば当たらずしも遠からずというところではないかな。
そんな風に思いました。

忙しい。要点を手短に聞きたい。
新たに詳しいウェブ解析の知識を身につけることはしない。業務に直接役立つことに集中したい。
そんな人に役立つアクセス解析ってどんなものだろうか。

その視点で他社のレポート作成サービスをもう一度見てみたり、セミナーに参加してウェブの改善で業務改善に成功したり失敗した事例を見聞きしたりすると、ページ数が多い立派なレポートはいらないんじゃないかという考えにたどり着きました。

それが、ウェブ解析士のあるべき姿なのかどうか、定かではありません。

しかし、ウェブ解析士は顧客の業務全体の改善を考えるべきではなかったか?

どんな内容のレポート作成も完璧にこなす職人ではなかったのではないか?

そして、

結局のところ顧客が決定し、その求めるところを正確に把握しなければ、役に立つレポートを作ることなどできないのではないか?

長々と書いてきましたが、まとめるとページ数の多い立派なレポート作成はしないことにしました!

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当社の商品として、積極的に営業することも当分控えます。
(求めがあれば、もちろんやります。)

究極には、当社が顧客のためと思い、当社ができることをやるに尽きるのです。

その中で、WEBシステムの開発をお勧めするのか、ホームページ制作を提案するのか、ホームページのアクセス解析をするのか、ウェブ関連で当社ができることならそれをやればいいかと思いました。

まずはお客様が求めるところを正確に掴み、それを実現する適切な方法を採ることです。

そんなこんなで、一度作った当社のアクセス解析レポートは、その内容を絶賛見直し中です。

ウェブ解析士としての知識・技術・経験はどれも足りてないことばっかりなので、資格維持と業務をどう両立していくのかという課題はまだまだ続きますが、引き続き来年も考え試行錯誤しながらがんばってまいりたい所存です。

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幹事をお助け!- 同窓会管理システム

 

お問い合わせ→ お問い合わせフォームへ

関連記事→ 奥進システムHP 課題例-Excelでの管理が限界

 

 

同窓会って、好きですか?

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懐かしい顔を見て、あの頃のことを思い出して、あの頃は飲めなかったお酒なんか飲んで…いい時間ですよね。

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しかし。

同窓会の幹事さんは、結構大変です。

何が大変って、名簿の管理です。

幹事のお仕事って?

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同窓会の会員さんは、名前が変わったり住所が変わったりするので、それをちゃんと追っかけて名簿を更新しておかないと、次の同窓会のお知らせを送ることができなくなってしまいます。

みんなの笑顔に出会うために、幹事さんは今日もがんばっているのです。

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具体的に何をがんばっているのかといいますと・・・

  • 会員管理(名前、住所、勤務先など)
  • 会報、お知らせなどの発行物の発送管理
  • 会費の入金管理

などです。

同窓会によっては、もっといろいろなことを管理されている場合もあるかと思いますが、今回の事例ではそれほど予算をかけずに管理業務を効率化するというのが命題でした。

それまでExcelの表で管理していたデータをシステムで入出力し、手作業を減らすことをメインに考えました。

同窓会幹事のためのシステム、作ってみました

卒業時期が来て、新規の会員さんを一度に大勢登録する際には、CSV形式のデータファイルを読み込んで一気に処理できるようにしました。楽ちん!

会報の発送の際には、登録されている会員データから住所一覧データを生成し、フリーのラベル印刷ソフトに渡すようにすると必要な宛名シールが短時間で作成できます。

 フリーのラベル印刷ソフト エーワンのラベル屋さんなどが有名どころですが、探すといろいろあります。

発送する、しないはシステムであらかじめ選択できるようにしておけば、無駄がありません。イイネ!

会費の入金管理ですが、決済や銀行データとのやり取り部分は作り込むと結構コストがかかるので、銀行の入金状況を通帳などで確認の上、システムで会員ごとに入金したという登録をしていただくことにしました。
そうすることで未入金一覧データをボタン一発で生成することができるので、いちいちExcel表を起こすより断然早いです。ステキ!

同窓会は、会と言っても会員さんからそれほど多くの会費を取る訳ではないので、大きなシステムを作る予算はありません。

しかし、仕事にあまり多くの手間と時間がかかるのも困りもの。だって、幹事さんはその仕事でお給料をいただいてる訳ではなく、ほぼボランティアに近い状態だったのです。

システム開発に先立って、会報でシステムを導入することについては会員の理解を求め、プールしている会費の中から可能な額をかけて導入を実現しました。

機能は少なく、操作性もシンプルさを大事に。

小じんまりしたシステムではありますが、幹事さんのお仕事をとっても助けるシステムが出来上がりました。

事務の人の喜びの声

使えなきゃ意味がない

有限会社奥進システムは、「使えるシステム作り」をいたします。

カッコいいとか、豪華とか、流行りとかよりも、お客様となる方の困りごとを解決することがちゃんとできるシステムを開発し、提供していきたいといつも考えています。

小さくてもいい。

役に立つシステムに育って欲しい。

毎日のお仕事で困っている、手間がかかり過ぎている、そんなことはございませんか?

ご予算、実現したいこと、まずはご相談ください。

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「こんなことがしたいけど、どれくらいかかるの?」とお聞きになるお客様がちょくちょくおられますが、そうするとこちらから「いくらぐらい出せるとお考えでしょうか?」と質問がえしをしてしまうことがよくあります。
すみません。

なんでそんなことになるかと言いますと、できるだけお客様のご予算内でできるご提案をしたいと思うからです。

ですので、もうばーんと「予算はこれぐらい!で、こんなことしたいんだけど!」って言ってもらうと嬉しいです。話しやすいです。
(こちらの都合ですみません)

お客様が困っていることを解決したり、お客様が夢見ていることを実現したり、そんなシステム作りを、私(有限会社奥進システム)はやりたい。

今年も早や師走、押し迫ってまいりましたが、いつでもお問い合わせは絶賛受付中です。

お気軽に、どうぞ。

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回覧、一発!- 申し送りシステム

 

お問い合わせ→ お問い合わせフォームへ

関連記事→ 奥進システムHP 課題例-IT化を進めたい

 

 

シフト制で何人もの人が働く職場では、常に同じ人がいる訳ではないので、コミュニケーションの取り方に工夫をしているところがたくさんあります。

何か伝達事項があったとき、もし全社員がそろって朝礼に参加しているなら、その場で一度に全員に伝えることができます。

しかし、朝番と夜番があって、社員によって出社する時間がずれていると、全社員に伝えたいことをどう伝えればいいと思いますか?

  1. 人に伝達を依頼
  2. 社内掲示板
  3. 社内観覧板
  4. 一斉メール送信

思いつくのは、これくらいでしょうか。

1から3までは、アナログな方法ですね。人数が少ない職場なら問題ないことが多いのかなと思います。

4でやっとICT技術が登場です。ただこれは、全社員が、仕事で使えるメールアドレスを持っていることが前提になります。(個人メールを仕事に使うことは、職場によってはOKですが、厳密に言うと区別することが望ましいです)

しかし、すべての方法に共通する問題があります。

伝えたい相手にちゃんと伝わって、読んだかどうかの確認を確実に行うことが難しいということです。

そこで、このようなお悩みをシステムで解決した事例ですが、今回は福祉事業所の申し送りシステムをご紹介します。

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その事業所は30人前後の利用者さんがおられる支援施設で、きめ細かなサービスを提供するために職員同士で各利用者さんの情報を伝えあって共有を図っていました。

具体的にどのような方法を使っていたかといいますと・・・

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ノートの回覧でした。

誰かが他の職員に伝えたいことを連絡用のノートに書き、所定の場所に置いておきます。

すると、他の職員はそのノートを時間がある時に読んで、既読がわかるように文末にサインをするかハンコを押しておくという流れです。

さっきの話しでいうと、2+3+αって感じでしょうか。

ちなみに、この職場では、ノートに書いてみんなに伝えることを「申し送り」と言います。

 

この方法を何年も続けていたこの施設さんは、このことについて改善したいと思うことがありました。

それは下記の3つの点です。

  • 全員に伝えたいことが、全員に伝わらないことがある
  • 誰に伝わっていないのか判断しづらい
  • 過去の履歴を参照できない

やはり、確実に全員に伝えたい!伝わっているかを確認したい!という強い要望がおありでした。

また、内容によっては、過去に同じような内容の申し送りがあったか調べることで、経験を共有したり過去の事例を参考にするということができれば、業務改善につながるのではないかと考えていました。

 

 

施設長:なぁなぁ、こんな感じのシステムって作れる?

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奥進システム:作れますよー。作りましょうかー?

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っと、こんな感じでご相談があったので、作りました。

申し送りシステム

システムの機能:

  • 職員マスタ(全職員を登録)
  • 申し送り送信(送信先選択、送信済データの開封確認機能つき)
  • 申し送り受信
  • 申し送り一覧表示
  • 申し送り内容検索(複数キーワード、あいまい検索に対応)

システムの機能としては、かなりシンプルです。

このシステム、実は職員の日報システムに組み込まれていまして、毎日最低一回はすべての職員(お休みの人を除く)が使うシステムなので、自分が目を通すべき申し送りが来ていたらすぐにわかる環境がありました。

また、職員のみなさんは普段からシステムに慣れてよく使っておられたので、この申し送りシステムもすぐに慣れてよく使っていただくことができました。

それから、システムはインターネットを使ったウェブ・システムだったので、実はネットにつながる環境であれば施設の外にいてもシステムに入って利用することができる(利用するためのIDとパスワードは厳密に管理されています)ので、非番や出張の際にも申し送りを確認することができるようになりました。

 

申し送りのシステム化。

シンプルな機能ですが、働く現場にとっては大きな業務改善となりました。

情報共有の大切さ、ありがたさが実感できる事例となりました。

 

在庫管理とか、顧客管理とか、そんな情報管理システムももちろん大切ですが、普段の職場でのやりとりやノウハウなども、実は管理して利用していくべき大事な情報資産です。

ぜひぜひ、そのあたりのシステム化をご検討ください。

有限会社奥進システムでは、いつでもご相談承ります!

お待ちしておりまーす!

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ウェブ解析士協会の活動協力について(2016年9月)

 

奥進システムのHPはこちら→ https://www.okushin.co.jp/

 

 

前回記事でご紹介した通り、一般社団法人ウェブ解析士協会が認定した資格は、更新要件を満たさないで期限を迎えると認められなくなってしまいます。

更新要件の中で一番ハードルが高いのが、アウトプットに関わる部分です。

充分なアウトプットと認められるようなブログ記事等の執筆、勉強会等での発表、または業務で作成したレポートで認められることもあるそうですが、さて私はどのようにこの要件を満たせばいいもんかと悩んでおりました。

こんな軽いブログ記事では論外。

勉強会での発表 してない。

業務でレポート作成 まだちゃんとできてないので実績としてはダメ。

同じように更新要件がなかなか満たせない人が結構多いらしく、救済措置として協会活動の協力要請がやってきました。

いわゆるテキストの執筆のお手伝いです。

今回は用語集作成のお手伝いで、ひとりにつき指定の個数の用語の定義を書きます。どの用語を担当するかは、ある程度自分で選べます。

もちろん、どこかから取ってきたのが丸わかりという内容では認められないとのことでした。(どうやって検証するんだろう・・・?)

そして、私は飛びつくように協力を決意しました。

現在、鋭意作業中です。(あと1個)

 

これとは別に、ボランティアでテキストの内容の校正についての協力要請がありましたので、そちらについてもお受けしました。

こちらは、以前に協会のアンケート協力の際に参加の意思表明をしていたので連絡が来たものです。

時間的に難しいかと思っていたのですが、ちょっと覗くとつい真剣になってしまい、結局しっかりがんばってお手伝いをすることに。

本文を執筆される方々ほどの知識もパワーもないのでどこまできちんとした校正ができているのか若干怪しくはありますが、少しでもお役に立っていればいいなぁと思っております。

こちらについては、用語集の作業よりも〆切が早かったので、焦ってやって、すでに作業は終了しております。

次回配布されるテキストの巻末に名前が掲載されますよ。

 

ほんの一部に過ぎませんが、校正のお手伝いをするために新しく作成中のテキストを拝見しました。本当に読み応えがある内容で、理解するのに普段使ってない脳みそが動くような気がしました。

これを書くのは大変なお仕事だと思います。

それを読んで理解して試験に臨むのもやはり大変なことだろうなと感じています。

ウェブ解析士を目指す皆さん、早め早めの受検を心がけてください。時間がたつほどにテキストは分厚く難しくなりますよ!

知識をアップデートするために、テキストの読み直しはした方がいいよな・・・と思う今日この頃です。

ということで、最後は単なるぼやきになってますが、資格更新のめどがついたかなーというご報告でした。

 

ホームページのウェブ解析に興味がある方はお問い合わせください!

ウェブ解析ってなに?

どんなことができるの?

そんな疑問にお答えします。

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