2024年のウェブデザインをリードする5つのトレンド

 


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2024年のウェブデザインは、私たちの日常にさりげなく溶け込んで、もっと快適で楽しい体験を届けてくれるでしょう。普段何気なく使っているウェブサイトが、気づかないうちにシンプルで使いやすく、視覚的にも魅力的に変わっていくのを感じるかもしれません。

 

ここでは、そんな2024年に注目されているデザインのトレンドを簡単にまとめました。これからのウェブ体験がどう変わっていくのか、一緒に見ていきましょう。

 

1.目に優しいダークモードの進化

目に優しいダークモードとシンプルなデザインで、ユーザーの快適な操作体験を提供

 

従来のダークモードでは黒い背景に白い文字という強いコントラストが一般的でしたが、2024年のデザインでは、濃いグレーやダークブルーなどの背景色が採用され、文字も淡いグレーや柔らかな色に変更されています。これにより、長時間見ていても目が疲れにくくなり、より快適な閲覧体験が可能になっています。

 

例)YouTube

1.プロフィール画像をクリック
2.☽デザイン:デバイスのテーマ(ダークモードorライトモード)

 

システム設定と連動してライトモード・ダークモードが自動で切り替わる仕様により、日中でも夜間でも最適な閲覧体験を提供している点が高く評価されています。

 

2.シンプルさと余白の活用

シンプルさと余白を最大限に活かし、製品の魅力を引き立てるデザイン

 

シンプルなデザインに余白をたっぷり取り入れることが、ユーザーにとって情報を見やすくし、ストレスを感じさせないウェブ体験を提供します。特に余計な装飾を省き、重要な情報に焦点を当てたデザインが好まれています。

 

例)Apple

 

Appleの公式サイトは、シンプルなデザインと余白の活用の最高例です。製品画像を大きく表示し、必要な情報だけをスッキリとレイアウトすることで、ユーザーにストレスのない視覚的体験を提供しています。また、余白の効果を最大限に活かした、洗練されたデザインが印象的です。

 

3.3Dデザインでワクワク感アップ

ユーザーの期待感を高めるインタラクティブな体験

 

動きのある3Dオブジェクトやアニメーションを取り入れることで、ユーザーを楽しませるインタラクティブなデザインがトレンドに。ウェブサイトが単なる情報提供の場ではなく、楽しい体験の場へと進化しています。

 

例)電気設備BOX 災害に備えるくらし | Panasonic

 

Panasonicのサイトでは、3Dアニメーションを通して、製品情報をわかりやすく、かつ興味深く伝えています。ユーザーが製品の詳細を楽しみながら学べる仕組みを提供しており、製品に対する理解を深めるとともに、視覚的なインパクトを与えています。

 

4. スクロールが楽しくなるデザイン

宇宙の深みを感じさせる3D体験

 

スクロールするたびに新しいコンテンツが現れる「無限スクロール」や、背景が動いて画面に深みを持たせる「パララックス効果」が人気です。これにより、ユーザーはウェブサイトの閲覧自体が楽しくなり、次々とページを見たくなるような仕掛けが生まれます。

例)Lusion

 

スクロールすることで背景やコンテンツが滑らかに動く「パララックス効果」をふんだんに使用しているサイトです。動的で視覚的な深みがあり、ユーザーが次々にスクロールしてコンテンツを探求したくなるデザインになっています。

 

5.動きのある文字、動的タイポグラフィー

ダイナミックなデザインで、文字と製品が連動する魅力的な体験

 

スクロールやマウス操作に反応して文字が変化する「動的タイポグラフィー」が注目されています。単に情報を伝えるだけでなく、文字そのものがデザインの一部となり、視覚的に楽しめる要素が強化されています。

例)Apple AirPods Pro

 

AppleのAirPods Proページでは、スクロールするごとに文字や画像が滑らかに動き、製品の特徴を印象的に伝えています。動的タイポグラフィーの効果により、情報が視覚的に強調され、ユーザーが興味を持ちやすくなっている点が特徴です。

 


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AIツール使っていますか?仕事も家庭も、もっと楽にする賢い方法


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突然ですがみなさんは「AIツール」を使ったことがありますか?実は、AIは私たちの日常生活や仕事の中で、驚くほど簡単に役立てることができるんです。

この記事では、AIがどれだけ便利か、そしてどのように活用できるかを、わかりやすくご紹介します!

 

仕事を効率化するAIツールの使い方

1.面倒なメール作成もAIで簡単に!

AIツールでビジネスメール作成を効率化する

 

毎日のメール作成に時間をかけていませんか?ビジネスメールは、丁寧さと正確さが求められ、意外と時間がかかる作業です。

ここでAIを活用すれば、「お礼メールを書いて」とお願いするだけで、プロフェッショナルなメールがあっという間に完成します。AIは、相手の情報や過去のやり取りまで把握し、最適な言葉遣いを選んでくれるので、ただのテンプレートではなく、個別対応がしっかりとできるんです。

 

これにより、他の重要な業務に集中する時間が増えるのは間違いありません。

 

2.アイデアに行き詰まったら、AIに頼ってみよう!

クリエイティブなアイデアを引き出すAIツールの活用

 

「新しいプロジェクトのアイデアが思いつかない…」そんな時は、AIにお任せしましょう。AIは過去のデータやトレンドを分析して、あなたが想像もしなかった角度から斬新なアイデアを提案してくれます。

 

次の会議では、AIから得た新しい視点を使って、周囲を驚かせる提案ができるかもしれません。アイデア出しのストレスから解放され、クリエイティブな作業も楽々進むのがAIの魅力です。

 

家庭でも使える!AIで日常をもっと楽に

食事のプランニングもAIにお任せ!

AIが提案する食事メニューで、ヘルシーな夕食を簡単にプランニング

 

毎日の夕食メニューを考えるのが面倒なときってありますよね。AIを使えば、冷蔵庫の中の材料や、あなたの好みをもとに、栄養バランスを考慮した最適なメニューを提案してくれます。さらには、買い物リストまで自動で作成されるので、無駄なく効率的な買い物ができるんです。これにより、時間の節約はもちろん、食事準備がぐっと楽になります。

 

実際にchatGPTに一週間の夕飯の献立を聞いてみました。

 

そして、レシピを質問することで作り方も教えてくれます!

 

また、もし今晩疲れていて「タレを自作するのがちょっと面倒…」「野菜をたくさん切るのは大変」と感じたら、こう質問してみてください!

 

質問:もっと簡単なずぼらレシピにしてくれませんか。


回答;もっと簡単なずぼらレシピにアレンジしました!忙しい時でも手軽に作れるように工夫しましたので、ぜひ試してみてください。

  1. 鶏の照り焼き(簡単バージョン)

材料(2人分)

・鶏もも肉:1枚(約250g)

・市販の照り焼きのタレ:適量

・油:小さじ1

 

作り方

1.フライパンに油を熱し、鶏もも肉を皮を下にして中火で焼きます。

2.両面がこんがり焼けたら、余分な油をキッチンペーパーで拭き取り、市販の照り焼きのタレを入れます。

3.タレを絡めながら、鶏肉がしっかり火が通るまで煮詰めて完成!


 

これで、手間をかけずに美味しい夕食が作れます!市販のタレや冷凍野菜、インスタント食品を上手に活用することで、疲れた日でもラクに料理ができますね。

 

また、ChatGPTは「質問に対してさらに新たな質問をする」という使い方ができます。もし最初の回答に納得いかなかったり、もっと詳しく知りたい場合は、気軽に追加の質問をしてみましょう。まるで会話しているような感覚で、次々と疑問に答えてくれるのが便利です!

 

AIツールの便利さ、少しでも感じていただけたでしょうか?「まだ難しそう…」と思っている方でも、実は無料版で簡単に始められるんです!

お気軽に、日常の中にAIを取り入れてみましょう。今すぐできる小さな変化が、仕事も家庭も、驚くほど楽にしてくれますよ!ぜひ、この機会に試してみてください!

 

cookieとは?インターネットの便利な仕組みを徹底解説!

 


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Cookieとは?インターネットの便利な仕組みを徹底解説!

1.はじめに

Cookieでウェブがもっと便利に!設定やログイン情報を保存して、次回もすぐ使える。

 

インターネットを使っていると「Cookieを使用しています」という通知が表示されることがありますが、それが何を意味しているのか詳しく知っている人は意外と少ないかもしれません。Cookieはウェブ体験をより便利にする重要な仕組みですが、プライバシーに関わる一面もあります。

 

この記事では、Cookieの基本的な仕組みからメリット・デメリット、そして安心して使うための管理方法まで、誰にでもわかりやすく解説します。ぜひ最後まで読んで、Cookieを賢く使ってみましょう!

 

2.Cookieって何?

 

Cookieとは、ウェブサイトがあなたのデバイス(PCやスマートフォンなど)に一時的に保存する小さなデータのことです。このデータには、あなたがそのサイトで何をしたのかという情報が含まれており、次回訪問したときにその情報を活用して、より快適な操作ができるようになります。

 

3.Cookieのメリット:あなたのウェブ体験をより快適に

Cookieは、私たちのウェブ体験を大きく向上させてくれる便利なツールです。以下に、具体的な例を挙げてそのメリットを説明します。

 

3‐1. ログインを省略できる!

Cookieを利用すると、SNSやメール、オンラインバンキングなどのサイトで、一度ログインすれば次回からログイン情報を保持してくれます。これにより、毎回パスワードを入力する必要がなくなり、スムーズにアクセスできるようになります。忙しい現代人には非常に便利な機能です。

 

3‐2.ショッピングが楽になる!

オンラインショッピングをしている最中に、他のサイトを見たり、途中でブラウザを閉じてしまったことはありませんか?Cookieがあるおかげで、次に戻ってきたときもカートに商品が残っているので、最初から買い物をやり直す必要がありません。これによって、購入までのプロセスが格段に楽になります。

 

3‐3.あなたに合った情報を提供!

Cookieはあなたのウェブ閲覧履歴を記憶し、次に訪れた際に最適化された情報を表示します。例えば、旅行好きな人には旅行の広告が表示されたり、ファッションに興味がある人には最新のトレンドが提案されたりします。これにより、自分に合ったコンテンツがどんどん表示され、時間を有効活用できるのです。

 

4.Cookieのデメリットと注意すべき点

広告があなた向けに変わるのは、Cookieであなたの動きが追跡されているから。プライバシーにも気をつけよう!

 

Cookieは便利な一方で、デメリットや注意すべき点もあります。適切に管理しないと、プライバシーやセキュリティのリスクを伴うこともあるので、しっかり理解しておきましょう。

 

4-1. プライバシーの問題

Cookieは、あなたのウェブ上での行動を記録し、そのデータを元に広告を表示したり、カスタマイズされたコンテンツを提供したりします。これは便利ではありますが、個人情報が無断で共有されているように感じる方も多いでしょう。特に複数のサイトを横断してトラッキング(※1)されることを懸念する場合があります。

 


(※1)トラッキング…ウェブサイトやメールでのユーザーの行動を追跡し、データを収集する仕組みのことを指します。これにより、ユーザーがどのページを見たか、どのリンクをクリックしたか、どのくらい滞在したかなどの行動を把握することができます。


 

4-2.セキュリティリスク

Cookieに保存されている情報が、もし第三者に不正にアクセスされると、あなたのログイン情報や閲覧履歴が盗まれてしまう可能性があります。特にパスワードやクレジットカード情報を保存している場合は、リスクが高まります。セキュリティに敏感なサイトは、こうしたデータを扱わないようにしている場合も多いですが、注意が必要です。

 

5.Cookieを安全に管理する方法

 

Cookieは非常に便利ですが、プライバシーとセキュリティを守るために、適切に管理することが大切です。以下の方法で、安心してCookieを活用しましょう。

 

5-1. ブラウザの設定でCookieを管理する

ほとんどのブラウザには、Cookieの使用を制限したり、特定のサイトだけ許可したりする設定が用意されています。自分のプライバシーを守るために、必要に応じてCookieの許可やブロックを設定しましょう。例えば、「常にCookieを許可しない」「特定のサイトだけCookieを許可する」といった細かい調整が可能です。

 

5-2. Cookieの削除方法

過去に保存されたCookieが不安に感じる場合、ブラウザの設定から簡単に削除することができます。履歴の消去やCookieの削除メニューから、保存されている全てのCookieを一括で削除するか、特定のサイトのCookieだけを削除することもできます。特に、公共の端末を使用した後や、安全性が疑わしいウェブサイトを訪問した後は、Cookieの削除を行うと安心です。

 

結論:Cookieを上手に活用しよう!

Cookieで快適なウェブ体験を!でも、プライバシーとセキュリティのために適切な管理も忘れずに。

 

Cookieは、私たちのインターネットライフを快適にしてくれる重要なツールです。日々のウェブブラウジングを便利にするだけでなく、個人に合わせたコンテンツを提供するなど、多くのメリットがあります。しかし、プライバシーやセキュリティに対するリスクも存在するため、適切な管理が必要です。

 

Cookieの仕組みを理解し、ブラウザの設定で自分に合った使い方を設定することで、安心してインターネットを楽しむことができるでしょう。さあ、あなたもCookieをうまく活用して、より快適で安全なウェブ体験を手に入れましょう!

 

Googleのページランクとは?知らないと損するウェブサイトの評価基準!

 


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Googleのページランクとは?知らないと損するウェブサイトの評価基準!

 

みなさん、ウェブサイトの評価ってどうやって決まっているかご存じでしょうか?検索エンジンで上位に表示されるためには、Googleがどんな基準を使っているかが大切です。その中でも「ページランク」というシステムがとても重要なんです。

 

簡単に言うと、Googleがウェブサイトの「重要さ」を評価する方法です。この仕組みを理解することで、あなたのブログやサイトをもっと多くの人に見てもらえるようになりますよ!

 

1.ページランクの仕組みをざっくり説明

 

ページランクの考え方はとてもシンプルです。「他のサイトからたくさんリンクされているサイトは重要」と評価されるのです。これを人に例えると、「多くの人から信頼されている人は、影響力がある」という感じですね。

 

例えば、みなさんがよく知っている大手ニュースサイトがあなたのブログにリンクしてくれたら、Googleは「おっ、このサイトは信頼できるんだな!」と考えて、評価がグッと上がります。

 

しかし、リンクの数だけが大事というわけではありません。「どんなサイトからリンクされているか」が重要です。知られていないサイトからいくらリンクされても、それほど評価は上がりませんが、信頼されているサイトからのリンクはとても強力なんです!

 

2.ランダムサーファーって何?

ランダムサーファーとは?ネットの海を自由に泳ぐユーザーをシミュレーション!

 

ページランクを考える時に、もう一つ大事なポイントが「ランダムサーファー」という考え方です。インターネットユーザーがランダムにいろんなサイトをクリックして回る様子をシミュレーションするイメージです。

 

Googleは、「ユーザーがどのサイトをクリックする可能性が高いか」をもとに、サイトの重要度を計算しています。多くの人がたどり着くサイトは、それだけ価値があると見なされるんですね。

 

3.今すぐできる!ページランクを上げるための簡単な方法

では、どうやって自分のサイトのページランクを上げることができるのでしょうか?いくつかの簡単な方法を紹介します!

SNSでページランクを上げる!シェアで広がるコンテンツの力🍔📱

 

1.SNSでブログをシェアして広めよう

一番簡単で効果的な方法は、SNSで自分のブログをシェアすることです。FacebookやTwitter、Instagramなどでブログ記事をシェアすれば、フォロワーがそのリンクをクリックしてくれる可能性が高まります。これにより、サイトへのアクセスが増え、Googleも「人気のあるサイトだ」と認識してくれます。

 

2.他のブログにコメントしてリンクを残す

自分のブログ以外にも目を向けて、他のブログにコメントをしてリンクを貼るのも効果的です。ただし、注意点としては「単なる宣伝」にならないようにしましょう。そのブログに関連した内容で、役立つコメントを残すことが重要です。

 

3.友達にブログをシェアしてもらう

あなたが作ったブログを友達や知り合いに読んでもらって、気に入ってもらえたら「シェアしてね!」とお願いするのも簡単な方法です。知り合いがシェアしてくれることで、新しい読者層が増え、それがGoogleの評価に繋がることもあります。

 

4.内部リンクを活用して回遊率を上げる

自分のブログの中で、他の記事にリンクを貼る「内部リンク」を使うことも重要です。例えば、ある記事を読んでいる読者に対して「このトピックについてもっと知りたいなら、こちらの記事もおすすめ!」という形で他の記事に誘導します。これにより、読者がサイト内を回遊して滞在時間が増えるので、Googleからも高く評価されます。

 

5.定期的にコンテンツを更新する

ブログを長い間更新していないと、Googleから「放置されたサイト」と見なされ、評価が下がってしまうことも。定期的に新しい記事をアップすることで、サイトが「アクティブだ」と認識され、評価が上がります。短い記事でも良いので、こまめな更新が大切です。

 

6.画像や動画を使って視覚的にアピールする

読者が記事を読んでいる時、文字ばかりだと飽きてしまうことがあります。そこで、画像や動画を使って記事を視覚的にわかりやすくすると、読者が長く滞在してくれる可能性が高まります。滞在時間が長くなれば、これもGoogleにとっては評価ポイントになります。

 

まとめ:まずはできることから始めよう!

まずは一歩から!ページランク向上のためにできることを始めよう📈💻

 

ページランクを上げるためには、特別な技術や知識は必要ありません。SNSでのシェア他のブログへのコメント内部リンクの活用など、すぐに実践できる簡単な方法から始めてみてください。

 

コツコツと続けていけば、サイトの評価が徐々に上がり、結果的に多くの人に見てもらえるようになります。

Googleのページランクを味方につけて、あなたのサイトをもっと多くの人に届けましょう!

 

【2025年の崖】目前に迫る日本経済の試練とチャンス

 


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序章:2025年の崖って何?日本の未来がかかっている

2025年の崖とは?

 

2025年、日本は「崖」に直面すると言われています。これは、単なる経済停滞の問題ではなく、日本の企業、社会、そして私たち個々の生活に大きな影響を与える可能性がある非常に重要な課題です。本記事では、分かりやすく「2025年の崖」について掘り下げ、その背景と影響、さらには私たちがどのように対応すべきかを考えていきます。

 

 

1.2025年の崖とは?その核心に迫る

 

「2025年の崖」とは、日本が直面する少子高齢化労働力不足デジタル化の遅れ、さらにはレガシーシステム(※1)の問題が一気に噴出し、経済や企業活動に深刻な影響を与える可能性を示した言葉です。

特に、デジタルトランスフォーメーション(DX)(※2)への対応が遅れると、企業の競争力が低下し、日本全体の経済成長にブレーキがかかるリスクが高まります。

 


(※1)レガシーシステム…過去の技術や仕組みで構築されているシステムのこと

(※2)DX…IT化をもっと進めて、企業や組織全体のやり方を変えてしまうことです。単に便利にするだけでなく、デジタル技術を使って新しい価値を生み出したり、ビジネスモデルを根本から変えたりすることが目標です。


 

2.高齢化と労働力不足—避けられない現実

高齢化と労働力不足—2025年の日本が直面する現実

 

日本は世界的に見ても高齢化が進んでいる国であり、65歳以上の高齢者が全人口の約3割を占めています。これは、若年層の働き手が減少し、企業の労働力確保が極めて困難になることを意味します。

この労働力不足は、2025年以降さらに深刻化し、企業の生産性や競争力に直接的な打撃を与えることが予想されます。

 

少子化もまた、企業活動にとって大きな課題です。

若い世代の減少は、新たなアイデアやビジネスモデルを生み出す力を弱め、日本全体のイノベーション能力が低下する要因となり得ます。

 

このままでは、社会全体の活力が損なわれ、経済の停滞が加速するリスクが高まります。

 

 

3.デジタルトランスフォーメーション(DX)の遅れ

—時代遅れになるリスク

DX遅延のリスク

 

DXは、企業の経営基盤や社会の仕組みを根本から変革する動きです。

これは単なる技術革新ではなく、業務の効率化、新しいビジネスモデルの創出、さらには顧客体験の向上に至るまで、広範な影響を及ぼします。

 

しかし、日本ではDXへの取り組みが他国に比べて遅れています。

 

特に、中小企業や伝統産業はDXの推進が進んでおらず、このままではグローバル市場での競争力を失い、国内外のライバルに顧客を奪われるリスクが増大します。さらに、労働力不足を補うための自動化や効率化も進まず、企業の生産性は低下し、ひいては経済全体に悪影響を与える可能性があります。AIやクラウドシステムを導入することで、少ない人材でも効率的に業務を遂行できる環境を整えることが急務です。

 

こうした技術を導入することによって、「2025年の崖」を回避し、成長の機会をつかむことが可能です。

 

4.レガシーシステム—進化を妨げる足かせ

レガシーシステム—進化を阻む足かせからの脱却

 

もう一つ、DXを進める上での大きな障害となっているのがレガシーシステムの存在です。

 

レガシーシステムとは、古くから使用されてきたITシステムのことで、技術が進化する中で、その機能や性能が時代遅れとなっているシステムを指します。

 

多くの企業にとって、このシステムは現在も業務の中核を支えているため、簡単には取り除けません。しかし、新しい技術に対応できないことが、企業の成長を妨げる原因となっています。レガシーシステムのままでは、新しい技術の導入や業務の効率化に必要な柔軟性が不足し、DXの進展を妨げる要因となります。特に、2025年までに多くの企業がレガシーシステムの更新や代替を迫られていますが、その過程でコストやリスクが大きくなることが予想されます。

 

5.中小企業に迫る危機—しかし、チャンスもある

中小企業のDX化—危機とチャンスの交差点

 

日本経済の柱である中小企業は全企業の約99%を占め、全労働人口の約70%が働いており、日本経済の柱となっています。一方で、多くの中小企業はDXへの対応が遅れており、2025年には倒産や廃業のリスクが高まる可能性が指摘されています。

 

しかし、この状況は逆に大きなチャンスでもあります。中小企業が積極的にDXを推進することで、少ない労働力でも効率的に事業を運営でき、新しいビジネスモデルを生み出す可能性があります。AIIoT(※3)を活用した業務の効率化やコスト削減は、中小企業にとって特に有効な手段です。

 

例えば、製造業ではIoT技術を導入して生産設備の稼働状況をリアルタイムでモニタリングし、故障を予防することで生産性を向上させることができます。小売業では、AIを用いた顧客データの分析により、需要予測や販売促進を効果的に行い、利益を最大化することが可能です。

 


(※3)IoT…いろんな機械やデバイスをネットにつないで、まとめて管理したり、便利に動かせる仕組み

例)家電のスマートシステム…

エアコンや照明、冷蔵庫などがインターネットを通じてスマホや声で操作でき、便利に管理できます。例えば、外出先からエアコンを操作したり、冷蔵庫が食材の在庫を知らせるなど、生活をより快適にする仕組み。


 

6.まとめ—2025年は崖ではなく、飛躍の年に

2025年—崖を飛躍のチャンスへ

 

「2025年の崖」という言葉は、不安をかき立てるかもしれませんが、適切な準備と対策を講じれば、この崖を乗り越え、飛躍のチャンスに変えることが可能です。少子高齢化、労働力不足、レガシーシステムといった課題は避けられませんが、デジタル技術の活用と適切なシステム導入を通じてこれらの問題を克服し、持続的な成長を実現することができます。

 

これからの日本は、企業と個人が共に協力し、未来に向けた挑戦を続けることで、新しい時代を迎えることができるでしょう。

 

2025年を崖ではなく、未来への飛躍の年とするために、今から行動を起こしましょう。

 

インターネットの「.com」って何?—ドメイン名の秘密とブランド戦略

 


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インターネットを利用していると、「example.com」や「example.jp」といったドメイン名をよく目にします。

このドメイン名、特に最後に付く「.com」や「.jp」の部分は、実はただの装飾ではなく、ウェブサイトの性格や信頼性を示す重要な役割を果たしています。

この記事では、ドメイン名の「TLD(トップレベルドメイン)」がどういった意味を持ち、どのように選ぶべきかを解説していきます。

 

1. ドメイン名って何?

– あなたのウェブサイトの「住所」


まず、ドメイン名とは、インターネット上での住所のようなものです。

たとえば、www.example.comというウェブサイトがあるとすると、exampleがサイト名で、最後にある.comがトップレベルドメイン(TLD)です。

このTLD部分が、そのウェブサイトの目的や信頼性を示す重要な役割を担っています。

特に「.com」は、最も広く使われているTLDで、誰でも知っているため、グローバルな信頼感を与えるドメインです。

 

1.1 TLDの役割 – ただの飾りじゃない

TLDは、ウェブサイトがどのような目的や背景を持っているかを訪問者に伝え、信頼感や目的を強調します。

ドメイン名が「ウェブサイトの名刺」と例えられるのも、そのためです。

たとえば、「.edu」は教育機関であることを示し、「.gov」は政府機関であることを示します。こうしたTLDは、それ自体が信頼を裏付ける要素となるのです。

 

2. 代表的なTLDの種類

– あなたのサイトに合ったものはどれ?


TLDにはさまざまな種類があり、それぞれに異なる意味や特徴があります。ここでは、よく使われるTLDと、その使いどころを紹介します。

 

2.1 一般的なTLD(gTLD)

一般的に誰でも利用できるTLDのことを「汎用TLD(gTLD)」と呼びます。

.com:もともとは商業目的(commercial)で作られたTLDですが、今では個人や企業、どんなウェブサイトでも使用されています。最も一般的で信頼性のある選択肢です。

.org:非営利団体や公益団体向けのTLD。公益性や誠実さを強調したい場合に使用されます。

.net:ネットワーク関連のサービス向けに設計されましたが、現在では広く使われています。

.edu:教育機関向けのTLDで、主に大学や専門学校など、認可された教育機関のみが利用できます。

.gov:政府機関専用のTLDで、公式性や信頼感を強調します。

 

 

2.2 国別コードTLD(ccTLD)

国別コードTLD(ccTLD)は、その国や地域を表すTLDで、地元のビジネスやサービスを強調したいときに役立ちます。

.jp:日本を示すTLDです。日本国内でのビジネスやサービスを提供する企業が多く使用します。ローカルな信頼感を与えるため、日本国内向けのサイトには最適です。

.us:アメリカ向けのサービスやサイトに使用されます。アメリカ市場をターゲットにしたい場合に効果的です。

.uk:イギリスを示すTLDで、イギリスの企業や団体が使用します。

 

2.3 新TLD

近年、新しいTLDが次々と登場しており、特定の業界やテーマに特化したTLDが選ばれることが増えています。
こうしたTLDを使うことで、ウェブサイトの目的や業界に強い印象を与えることができます。

.sport:スポーツ関連のウェブサイト向けに特化したTLDです。スポーツコンテンツを制作する個人、組織、アスリート、トレーナー、サポートスタッフ、イベント運営組織、スポーツ連盟などが活用しています。

.boo:愛情や驚き、楽しさを表現するウェブサイト向けに特化したTLDです。「boo」というスラングは恋人や大切な人を意味するため、親しい関係性を表現する個人や、インパクトのある楽しいコンテンツを制作する企業、イベント運営者などが活用できます。

.day:記念日や特定の日に関連するイベントやプロジェクトに適したTLDです。Googleが管理しており、イベントやキャンペーン、祝日を祝う目的でよく利用されます。

 

 

2.4 ブランドTLD

大手企業やブランドが、独自のTLDを取得することもあります。これをブランドTLDと呼びます。
たとえば、Googleは「.google」、Appleは「.apple」といった専用のTLDを持っており、これによって訪問者は「これは公式な情報だ」と直感的に理解できます。

3. TLDを選ぶ理由

– ブランド戦略と信頼性向上


ウェブサイトを作成する際、TLDの選び方は非常に重要です。
なぜなら、TLDは単にアドレスの一部であるだけでなく、ブランドの戦略や信頼性を高めるためのツールだからです。

たとえば、「.com」を使うことで、商業的かつグローバルな印象を与えることができ、「.org」を使えば、社会的信頼や誠実なイメージを強調できます。
また、国別TLDを使うことで、地域密着型のビジネスやローカルマーケット向けのサービスに特化した印象を与えることが可能です。

さらに、新しいTLDを使えば、訪問者に「これは特定の業界に特化したサイトだ」という強い印象を与えることができ、競合との差別化を図ることができます。

 

4. まとめ

– あなたのTLDを選んでブランドを強化しよう


TLDは、ウェブサイトの顔とも言える重要な要素です。それをどのように選ぶかで、訪問者に与える印象や信頼性での評価までが変わってきます。

自分のウェブサイトに最適なTLDを選んで、ブランド力と信頼性を高めましょう!

 

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関連記事→ 奥進システムHP システム導入方法について

 

 

こんにちは、広報担当です! 毎日暑い!

お日様さんさん

お日様さんさん

 

 

さて、今日はシステムのバージョンアップ(機能追加、システム改善)のコストについてお話します。

先に今回の結論を置いておきます:

  • 既存システムの機能追加は、できるとは限らない
  • できるとしても、かなりの時間とお金がかかる
  • それでもやりますか? よくご検討ください。

 

そのシステム、いつまで使えますか?

システムは、一度作ったらずーっとそのまま使い続けられるかというと、そうでもありません。
なぜか?
運用面から言いますと、

  • もっと簡単・便利にしたい
  • 実は仕様が間違っていて、直したい
  • 他にも機能を追加したい
  • 取引先の都合などで仕様を変更する必要が出てきた

などの理由が考えられます。

システムの都合で言いますと、

  • プログラム言語・フレームワーク・データベース・サーバーなどが古くなった

これです。

運用面での改善点は、それを使ってられるユーザーの身に染みてわかることです。
しかし、システム面での改善点は目に見えにくく直接感じることが少ないために、ユーザーに見過ごされていることがよくあります。

もとより、システムの寿命は平均して5年程度と言われています。
がんばっても、なかなか10年までは難しいところです。
基幹系のシステムであれば10~15年はいけるかもしれませんが、当社が開発しているウェブ・システムは技術革新のスピードが速い、すなわち既存の技術の陳腐化も早いために、システムは短命になりがちです。

規模の大きな基幹系のシステムであれば、導入と運用に多額の費用がかかるので、そもそもそれなりの期間使い続けられるものでないと元が取れません。また、導入する企業規模もやや大きめ~大きな企業となるはずです。
当社のお客様である中小企業は、当然規模は中小~零細・個人になりますので、コストもなるべく抑え、必要な機能に絞ったシステムを、短納期で開発し提供する場合がほとんどです。
小さく作るシステムだからこそ、後からの機能追加や仕様変更に対応しやすいというメリットがあります。
また、新しい技術をふんだんに取り入れているウェブ・システムなので、ネット環境さえあればいつでもどこでも使える、PCだけでなくタブレットやスマホでも操作ができるなどの利点もあります。

しかし、新しい技術は陳腐化しやすいのです。
これが、当社が開発するウェブ・システムのデメリットです。

 

システムとシステム会社の人生(?)綱渡り

ウェブと言われるものが生まれたのが1991年です。
そして、90年代後半には、ウェブ上でシステムが作られ、利用されるようになりました。
ウェブでないシステムはすでに広く使われており、システム会社はたくさんありました。
ウェブ・システムが流行するにはもう少し時間がかかりますが、基本的な知識や技術はこの頃から格段に増え、データベース・システムも便利なものが開発され使われるようになっていきます。

日本ではバブル景気の影響でシステムへの投資が多く、仕事の依頼が増え続けていた時期です。
しかし、その後ほどなくバブルは弾けました。
更に、世界的にテロが頻発したり、アメリカのリーマンショックが起こったりした影響で、システム会社が軒並み倒産する事態が発生しました。

システム会社が死亡の図

システム会社が死亡の図

システムはできた、使っている、しかしそのメンテナンスができるシステム会社は?
エンジニアは?
連絡がとれないとか、会社がなくなってしまったとか。
もしかしたら、まだシステムが作りかけなのに、システム会社が潰れてしまうようなこともあったかもしれません。

だから、お使いのシステムが仕様通りちゃんと出来上がって使えているということは、当たり前ですがラッキーだったのかもしれず、またそのシステムを開発した会社が継続してお世話をしてくれているのは、なかなかない幸運かもしれないのです。

小さく早く作るシステムは予算も時間も限られ制約に縛られることが多いので、削れるコストはとことん削って利益を確保しようとします。
では、何が削られるのでしょうか?
仕様書や操作説明書などのドキュメント(資料)作成が真っ先にやられます。
仕様は技術担当者の頭の中だけにあり、その人がいなければ他の誰もわからないなんてことはザラにあります。

暑苦しい話の合間に涼を…

 

システムをなんとかしたいと思ったら

今お使いのシステムをどうにかしたい、と思ったらどうしますか?

  • 不具合がずっと放置されているとか
  • 途中までしかできてないので、開発の続きをやって完成させたいとか
  • 完成してるけどもっと機能を追加したいとか

そんなことを思ったけれど、ではシステム会社にそれを相談することができますか?
できないとしたら、それはなぜでしょうか?

  • それまでの経緯から、信用ができないとか
  • 見積もり金額がどんどん上がるので別の会社に替えたいとか(替えたら見積もり額が下がる?)
  • 担当していた技術者がいなくなっているとか
  • システム会社自体がなくなってしまっているとか

当社が既存システムのことで相談を受けてお伺いして聞いたのは、大体このどれかです。
そして、ではシステムの資料はありますかと尋ねましたら、大体ないです。

仕様書も設計書もなく、操作説明書もなく、ただひたすらにそこにあるシステムの画面を見て、サーバーにあるプログラムとデータベースを調べるしかありません。

そんな感じですので、
「これこれの機能を追加したいので、お見積りをください」
と言われましても、簡単に見積もることができないのです。

では、見積もるために何が必要になるのでしょうか。

  • プログラム言語、フレームワーク、CMS、データベース、サーバーのバージョン・スペック等の確認
  • システムの内容解析(それほど詳細に、ではない)

まず、これです。
これをしないと、何のお話もできないのです。

急いで機能追加を依頼したいお客様には辛い話だと思うのですが、これをやらずには何もできません。
そして、これをやるには、お時間かかります。
お客様にすれば、ちょっとした機能追加をやってもらうのに、なんでそんなに時間かかるの?って感じになりますよね…。

しかし、未知の別会社が作ったシステムを、瞬時に理解して求められる機能を短時間できれいに追加することは不可能です。
まずは、

  1. 全体の確認
    (各種環境、バージョン、機能数などのシステムの全体的な把握)
    (さっくりです)
  2. お客様にとってよいと思われる対策の提示

ここまでは無料でやらせていただくことがほとんどです。
というのも、ここで単純に機能追加ができるのか、そうでないかを判断し提案させていただくことになりまして、そこでお客様がどう判断するかでこの後の作業が変わってくるからです。

では、当社であればどんな提案(対策の提示)を行うかと申しますと…
 A案:すべて作り直し
 B案:詳細な調査を行った上で、機能追加
このどちらかです。

「ちょっと機能を追加したい」と思っていたお客様に「全部作り直すべきです」とお伝えすると、そのお話は大体そこで終了します。ちーん。
そんなつもりではない、そんな費用も時間もない、ありえない。
そう思われることでしょう。

機能追加が可能なB案の場合でも、「詳細な調査や準備が必要です」とお伝えし、そのお見積りをまず提示するとお話が立ち消えに…。

しかし、意地悪とか儲けたいという気持ちで当社がそのような提案をするのではなく、やはりそこは、安全安心な状態でしっかりと業務をしていただくためには、そうすることが必要であるとシステムのプロが判断した結果を提示させていただいております。

ということで、今回の結論:

  • 既存システムの機能追加は、できるとは限らない
  • できるとしても、かなりの時間とお金がかかる
  • それでもやりますか? よくご検討ください。

以上です

システムの作り直しも視野に入れ、システムを使いたい、そのためにコストをかけてもよいのだ!とお考えの会社様は、ぜひ当社にご相談ください。

当社は、無茶や無駄な提案はいたしません。
費用も、ふっかけません。(必要な費用を見積もります)
現実的な、お客様にとっても当社にとってもいい感じの提案をさせていただきます。
よいものを得るためにはお金も時間もかかることをご理解いただき、ぜひ当社にご連絡を。
お待ちしております。

 

 

 

 

 

 

 

システムを作る、使うことについて – 費用(コスト)編

 

お問い合わせ→ お問い合わせフォームへ

関連記事→ 奥進システムHP 中小企業向けシステム開発の流れ

 

 

 

お久しぶりの広報担当です!

気づけば元号変わってました。

時代が変わってた感…

 

有限会社奥進システムはウェブ・システムの開発会社です。

特に決まった業界や業種に特化していないので、お客様が作りたいと思うシステムを、その都度詳しく伺って作っていきます。
いろいろな仕事のお客様がおられるので、全然知らない、馴染みのない業種のシステムを作る場合は、業務知識ゼロからがんばって勉強しつつ作ることになったりします。

「どんなシステムを作るか」を決めていない代わりに、「どうやって作るか」という点は決めています。つまり、作り方についてはほぼ同じ方法でやると決めている訳です。
作り方が同じなら、例えば小麦粉と卵とバターを混ぜてこねると決めていたら、後はそれぞれをどれくらいの量にしてどのような形に仕上げるかを考えるだけです。

また、お客様の業界や業種を選んでいないと書きましたが、当社の規模で対応できるシステム開発案件の規模がありますので、あまり壮大なプロジェクトは無理です。
なので、お客様の企業規模という点では、おおよそ決まってきます。
当社は、中小企業と言われる規模のお客様がその多くを占めています。

さて、久々のブログ更新に前置きが長くなりましたが、システムを作って使っていくことのコストが今日のテーマです。

中小企業の経営者の方が自分の会社にシステムを導入したい、自社に合ったシステムを1から作りたいと思ったとき、どんなコストが発生するのか?

そんなことを、つらつらと語っていきたいと思います。

なんにもない、なんにもない…

お客様がシステムを作りたいと思い立ち、当社にお見積り依頼をいただいたとします。

お見積りは無料です。

ただし、お見積りをするためには、どんな機能のどんなシステムを作りたいかを明確にお伝えいただく必要があります。

例えば…

  • この伝票処理をもっと簡単に早くできるようにしたい
  • このデータをもっと簡単に早く検索したい
  • 過去のデータを複製、修正して再利用できるようにしたい
  • 遠隔地にある拠点間でデータを素早くやりとりしたい

と、こんな感じです。

そして、もう少し突っ込んで、

  • どのようなデータを現状どうやって使っているのか(現状分析)
  • 現状の何が問題なのか(改善ポイントの明確化)
  • 現状をどのように変えたいのか(システムの完成イメージ)

そんなことを伺っていきます。

ヒアリングはお見積りの作業の一環で、無料です。

しかし、材料の提供はお客様自身にお願いしていますので、お客様には最低限現状分析とシステム化のイメージは出していただくことになります。

それが難しい場合は経営コンサルタントみたいな人にお願いすることになるかもしれません。その場合は、その分のコストが発生します。

ちなみに、当社はコンサル業務はしていませんので、そのようなご依頼にはお応えできません…。

なんにもないところから現状の分析、その問題点の洗い出し、改善方法などを出していただく。

これ、実はお金はかからなくとも結構な苦労になる場合が少なくありません。
具体的な金額としては出てきませんが、これもコストの一環になると思っています。

最近はテレビ会議とか増えてきました

 

さて、開発

お見積りができました。

金額が見合えば発注いただいて設計、開発と進めていく訳ですが、ここで、開発費の内訳をご説明します。

開発会社によって多少変わってくるとは思いますが、当社の場合はこうです。

  1. 設計費
  2. 開発費
  3. 納品物の製作費

見た目にこだわるなら、これに「デザイン費」が追加になります。

(当社の場合は、社内システムが多いのでデザイン費をかけることは稀です。)

作り始めるとアイディアが浮かんできて、もっといろいろしたいと考えるかもしれません。

また、出来上がってみると「思ってたのと違う」ということもあるかもしれません。

そうなると、

  • 仕様追加費用(システムの機能を増やす、追加する)
  • 仕様変更費用(できているシステムの機能を修正、変更する)

が発生します。

作って作って作りまくるぜ、システム

 

 

システムを使い始める

システムを実際に使っていくには、必要なものがあります。

奥進システムが作るのはインターネットを使ったウェブシステムなので、まずシステムを載せてウェブで接続できるサーバーが必要になります。

①サーバー費用(レンタルサーバー)

次に、インターネットを使わなければならないので、通信費やネット回線の準備が必要です。

②通信費など(インターネット・プロバイダ契約とか)

そして、ブラウザが動くパソコン、これがなければシステムにアクセスできません。

③パソコンなどのハードウェア

また、システムは使い始めるとどんどんデータが溜まっていき、それはお客様にとっての大事な財産になりますので、もしもの時にそれが損なわれないようにしておくことが肝要です。
そして、もしもの時にはいち早く復帰できるように備えておきたいものですよね。

ということで、当社では最新のプログラムとデータのバックアップと障害時の対応をセットにした保守契約をお勧めしております。
保守契約に必要な費用は開発費の約10%とさせていただいております。

ちなみに、当社がサーバーをご用意し保守契約を結んでいただいた場合は、サーバー費を保守契約費に含み別にはいただきません。

④システム保守契約費用

また、システムにアクセスする場合のURLを、お客様独自のものにしたい場合は、ドメインの取得や管理が必要になり、それにも費用がかかります。

⑤ドメイン費用(取得、管理)

保守契約は本気でおススメします

 

実はこんなものも

ここまでは割と「そうだよね」と納得されるものだったかと思いますが、後から「あれ?」と気づくコストもあります。

来年1月にWindows7というOSのサポートが終了します。

Windows7が搭載されているパソコンは、もう誰もサポートしてくれなくなります。

ですので、後継OSを搭載したパソコンに替えていただきたいのですが、それにはOSを別に買って入れ替えるかパソコン自体を新しいOSが入っているものに買い替えることになります。
OSのサポート期限についてはかなり前からアナウンスされるのですが、普段なかなか気にすることもなく、ギリギリになってから焦ることは珍しくありません。

お使いのパソコンが買い取りなのかリースなのか、それによっても対応方法は変わってきます。

ウェブ・システム自体はWindowsのOSで動いていませんので当社が何かするということはなく、あくまでお客様が主体となって、安全安心にシステムを使っていただける環境を保っていただくようにお願いしております。

  • パソコンの買い替え費用

まーもうこれくらいだろうと思っているそこのあなた。

実は、まだあります。

割と落とし穴的なコストで恐縮ですが…

  • システムのバージョンアップ費用

これです。

 

システムはできたらおしまいではなく

少し専門的なお話になってとても恐縮なのですが、ぜひともお伝えしたいことなのでできればお付き合いをお願いします。

当社はPHPというプログラム言語でシステムを開発しています。

このプログラム言語には、バージョンがあります。後から後から、新しいバージョンが出てきます。

そして、プログラムを素でガリガリ書くのではなく、早く楽に開発するために、またセキュリティへの配慮などからフレームワークというものを使って開発しています。

当社が利用しているのは、CakePHPというフレームワークです。

そして、フレームワークにも、バージョンがあります。

もっと言いますと、システムのデータを持っているデータベースにもバージョンがあり、システムを置いているサーバーのOSにもバージョンがあります。

なぜバージョンが変わる(上がる)のか?

それは、より安全で便利にシステムを作り、使っていくための改良がなされるからです。

インターネットにアクセスするブラウザも同じです。最新版が一番よいのです。

ただ、いろんな条件を考慮していく中で、最新とそのひとつ前のバージョンぐらいが同居しているのは珍しくありません。
しかし、2昔前くらいになると脆弱性などの心配が出てきます。

当社は現在CakePHPのバージョン2で開発することが多いのですが、世間ではバージョン3が広まりつつあります。

まだバージョン1で稼働しているシステムもありますが、それについてはそのままそっとしておくか、できれば新しいバージョンに移行するのがお勧めです。

そのままの内容でバージョンを移行するか、もしくはこれを機に同等以上のシステムとして新しいバージョンで作り直すかの二択です。

この作業費が、「システムのバージョンアップ費用」です。

 

まとめ

ということで、今回の記事のまとめです。

システムを作って使うための費用(コスト)はこれだけあります。

作る(開発する):

  1. 設計費
  2. 開発費
  3. 納品物の製作費
  4. デザイン費
  5. 仕様追加費用(システムの機能を増やす、追加する)
  6. 仕様変更費用(できているシステムの機能を修正、変更する)

使う(運用する):

  1. サーバー費用(レンタルサーバー)
  2. 通信費など(インターネット・プロバイダ契約とか)
  3. パソコンなどのハードウェア
  4. システム保守契約費用
  5. ドメイン費用(取得、管理)
  6. パソコンの買い替え費用
  7. システムのバージョンアップ費用

システムのバージョンアップについてはまた別記事でお話をしたいと思います。

本日はこれにて。

記事更新はできてませんでしたが、システムの相談等は常に受付中です。

あなたからのご相談を、当社はいつでもお待ちしております。

 

 

 

 

 

ISO27001の維持審査がありました

 

奥進システムのHPはこちら→ https://www.okushin.co.jp/

 

 

昨年、情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)の国際基準であるISO27001認証を取得しまして、今年は取得から1年後の維持審査でした。

この長ったらしい情報セキュリティマネジメントシステムって何?とお思いの人がおられると思いますが、システム開発会社として結構大事なものなので、今回はその話題を取り上げることにします。

日本国内の規格と言えば、JISが有名です。

JIS=Japanese Industrial Standards 日本工業規格

 

 

工業標準化法に基づいて日本工業標準調査会が認める規格で、主に工業製品の標準化についてその役目を担ってきました。

JISは当初工業製品の標準化を進めていましたが、産業構造が変化するにつれて、カバーする範囲を広げていきました。

JIS Q 15001に基づきプライバシーマークの使用が始まったのは1998(平成10)年からです。

プライバシーマークを取得している企業は、個人情報の取り扱いについて、JIS Q 15001に基づいてしっかりやってると認められることとなります。

個人情報の流出が話題になることがある昨今では、プライバシーマークを取得しておくことに注目が集まっています。

しかし今や、グローバルな時代です。

日本国内の規格だけではなく、世界を見据えていくべきとの考えが徐々に浸透してきた結果、世界基準であるISOに準拠する動きが出てきています。

工業製品を製造し輸出するのであれば、やはり国際的に認められた規格への準拠が求められるからです。

ちなみに、

ISO=国際標準化機構(International Organization for Standardization:ISO)が制定する国際規格

です。

工業に関する規格だけでなく、個人情報の取扱を含む情報のセキュリティに関しても、ISOの規格があります。

ISO27001が、その規格の番号です。

このISO27001、実は個人情報の取扱だけでなく、企業・団体の中にあるあらゆる情報の取扱について定められています。
企業・団体の全体的な情報のセキュリティについての規格なのです。
つまりは、プライバシーマークよりも、取得のハードルが高くなっています。

奥進システムは、2014年にプライバシーマークを取得しました。

システム開発会社として、個人情報の取扱をちゃんとしているというお墨付きをいただく意味がありました。

しかし、2年後の更新時期に、ISO27001に切り替えることになります。
なぜか? 個人情報の取扱に限らず、会社全体として保持している情報資産を洗い出し、その管理について規定し実行していくことについて評価し認証を得ることが、今後の当社の企業活動に有益であるとの判断があったからです。

あまりにカタい話なので、これについては大体このへんまでにしておきますね。

2016年に、半年以上の準備期間をかけてISO27001を無事取得しました。

 

その一年後に、維持審査というものがあります。

取得から一年経ったけれど、規格通りに日々運用されていますか~というチェックが入る訳です。

取得時には、すでに認証に必要な情報マネジメントはなされているとの評価をいただいたのですが、正直なところ担当者は規格全体を把握しているとは言い難い状況でした。
いいと言われても、それが本当にいいのか、どういいのかが、よくわかってなかったのです。

一年後の維持審査までにはその状況を打破すべく、必要なドキュメントを見直したり手直しをしたり、社員研修を行ったり、いろいろとすることがありました。

情報セキュリティの観点から改善すべきものっていろいろありまして、しかし改めて考え、また維持審査時に確認すると、ISMSの運用における改善って、要は仕事全体の改善と同じやーん。

なんだか取得から一年たって、やっと本当にスタートラインに立ったような気がしています。
何のスタートかと言いますと、会社を情報セキュリティの観点から、改善しているための、です。
遅いけど…。

そんな訳で、維持審査が終わった時から、次の維持審査に向けて更なる改善が始まる訳です。

本来業務をこなしながら、ISMSの維持と運用をやっていくのは、楽ではないことです。

完璧にやるなんてもう、なかなか…。

でも、諦めずに地道にこつこつとやっていくことなんでしょうね。

これからもがんばりまーす。

 

 

 

行方を見守り、判決を待つ – 事件管理システム

 

お問い合わせ→ お問い合わせフォームへ

関連記事→ 奥進システムHP システム導入事例

 

 

事件も情報

今回ご紹介する事例は、弁護士事務所向けの事件管理システムです。

弁護士事務所に寄せられる様々な案件(刑事、民事とも)を登録し、それに関する情報も随時登録し、進行状況を確認することができるシステムです。

事務所に所属する弁護士や依頼人の情報も管理します。

進行状況も大事ですが、裁判になると期日の管理も重要になってきます。
弁論や調停、集会、判決前整理、和解もしくは判決など。審判や接見などもありますね。
それぞれがいつ、どこで行われ、誰が担当しているのか。

事務所内で仕事に関わる情報を共有し管理する一般的なシステムはあります。

しかし、弁護士の業務にぴったり合っていて、必要な機能だけを備えたシステムとなると、出来合いのものはまずありません。

また、出来合いのシステムを自分たち用にカスタマイズすると、かなり高額な費用がかかることは必須です。

 

 

システムのポイント

このシステムの一番のポイントは、弁護士の業務に特化していることですが、他に挙げるとしたら…

  • 事件の情報を登録し、関連する資料も登録できる
  • 各事件についての進行状況を一覧表示し、事務所全体の取り扱う事件が見渡せる
  • 複数の案件を担当していても、自分のToDoリストが期限の順番に表示、確認できる

ToDoリストなどはありがちと思われるかもしれませんが、その業種によってToDoに付加しておかなければならない項目が決まっていたりします。
それに対応して機能を設計するのが、オーダーメイド・システムの醍醐味ですね。

事件の陰にはシステムあり。

ノートも手帳もいいけれど、システムなら自分ひとりでなく事務所全員で情報共有ができるので、ToDoがたまってしまっているとか、他の人が担当しているのはどんな事件だとか、顔を合わす時間が少なくともシステムを通して他の人の業務が見えるのです。

ひとつの事件を複数の人で担当する時も、内容や資料はシステムに入れておけば「見ておいてね!」と声がけするだけでOK。

最近なら専用のサーバが要りますが、PDF形式ファイルやWord、Excelのファイルの中まで検索するシステムが構築できますので、資料が多いとか、過去のデータの再使用することが多いならオススメです。

今はどこの会社も過去に作ったファイルの整理が問題になっているようです。
「とりあえず電子ファイルにしとけばいいだろう」とWordやExcelで作ったファイルが、どこにどんなファイルがあるのか、ファイル名だけではわからなかったり、適切なフォルダに分けて整理されてなかったり。また、ファイル数も多くて保管する容量がたくさん必要になっていることも。
資産にするには無理がある状態…。
もしシステムにデータとして登録されていたら、キーワードで関係する資料を素早く見つけて再利用することが可能ですよ。

過去の資料を資産にするために

 

過去の事例や資料を大事に保管し、再利用していくためには、今やシステムは不可欠です。

人力でやるのはもったいない。

人は、人にしかできない仕事があります。

システムでできることは、システムに任せてしまいましょう。

大きなシステムでなくても充分です。システムをオーダーメイドで作ろうと思ったら、ぜひ有限会社奥進システムにご相談ください。

あなたからのご相談を、当社はいつでもお待ちしております。