【事例紹介】製造業の業務を変革した「育てるシステム作り」

 


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見積システムの導入で対応スピードが大幅アップ

 

製造業では、特注品やオリジナル製品に対応できる高い技術力が強みですが、それに伴う見積作成の複雑さが課題となることがあります。今回は、ある製造業の企業が抱えていた見積作成の悩みを、当社がどのようにシステムで解決し、どんな効果を得たかをご紹介します。

 

【課題】

 

 

複雑な見積作成に対応しきれない

この企業では、細かい条件を考慮するため、見積作成熟練の営業担当者しか対応できませんでした。問い合わせが増える中で、対応が追いつかない状況にありました。

 

 

【解決策】

 

 

誰でも対応できる見積システムの導入

当社は、企業の見積項目や条件を詳細に分析し、それらを順に選んでいくだけで正確な見積もりが作成できるシステムを開発。これにより、経験の浅い社員でもスムーズに見積対応が可能となり、作業の簡略化を実現しました。

 

 

【導入後の効果】

 

 

対応力が向上し、営業機会が大幅に拡大

システム導入後は、営業経験が浅い社員でも素早く正確な見積が作成できるようになり、対応スピードが飛躍的に向上しました。

 

 

【拡張性】

見積システムから、注文管理・在庫管理システムへ

この見積システムの成功を皮切りに、企業は注文管理システム在庫管理システム、そして経理システムを導入。これらのシステムは改修を重ね、企業成長に合わせて順次拡張されています。

 

 

【育てるシステム作り】

 

 

業務効率を継続的に改善する仕組み⚙️

当社では、システム導入後もニーズに応じて追加・改修を行い、企業の成長に合わせて進化する育てるシステム作りを実現しています。これにより、企業は常に最適な業務環境で運営し、競争力を維持しています。

 


「育てるシステムづくり」は、企業の成長にとって欠かせないものです。🌱

なぜなら、古いシステムは「レガシーシステム」となり、技術が進化する中で機能や性能が時代遅れになってしまうからです。システムを一度構築した後、長期間放置すると、新しい環境に対応できなくなり、その結果、更新や改修に多大なコストや時間がかかることがあります。

 

これを防ぐためには、こまめにシステムを更新・改善し続けることが重要です。最新の技術や環境に対応するシステムを維持することで、社員がスムーズに業務を進められるようになり、結果的に顧客満足度も向上します。社員が働きやすい環境を整えることは、最終的に顧客に良い影響を与えるのです。

 

さらに、2025年に控えるレガシーシステムが引き起こす問題や、その対策について詳しく解説した記事があります。
レガシーシステムへの対策が気になる方は、ぜひこちらをご覧ください!📄👇

【2025年の崖】目前に迫る日本経済の試練とチャンス


 

APIとは?知らずに使っている便利な技術の正体

 


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「API」という言葉、聞いたことがありますか?もしかしたら、あまり馴染みがないかもしれませんが、実は私たちの生活のあらゆる場面で密かに活躍しています。APIとは、アプリやシステム同士をつなげて、データや機能をやり取りできるようにする「橋渡し役」のようなもの。これのおかげで、さまざまなアプリが便利に使えるようになっているんです。

 

例えば、スマートフォンで調べ物をしたり、ネットで何かを購入したりする時も、裏ではAPIが機能して情報をやり取りしてくれています。つまり、気づかないうちに私たちは毎日のようにAPIを活用しているんです!

 

1.APIを使うと何ができるの?

 

「APIを使うと、何がそんなに便利なの?」という疑問に対して、まず一番伝えたいことは、開発の手間が大幅に減るということ。自分で新しい機能を一から作り上げるのは大変な作業ですが、APIを使えば、既存のデータや機能をそのまま活用できるんです。

 

例えば、リアルタイムで最新の情報にアクセスできる点もその一つ。最新のニュースや天気、さらには市場データなどが、瞬時に取得できるのもAPIのおかげ。また、複雑な機能も短時間で実現可能です。例えば、世界中の地図を自分で作るのは不可能に近いですが、APIを使うことで簡単に利用できるようになるのです。

 

2.どんな場面でAPIが使われているの?身近な例で説明!

APIは、日常のあらゆる場面で使われています。ここでは、具体的な例を紹介します。

 

1.天気予報アプリ

「明日の天気は?」と調べるとき、裏ではAPIが動いています。APIが天気データを取得し、アプリに表示してくれるので、ユーザーは最新の天気情報に簡単にアクセスできます。

 

2.オンライン決済

ネットショッピングで毎回カード情報を入力するのは面倒ですよね?そこで役立つのが、決済API。これにより、一度カード情報を登録すれば次回からスムーズに支払いができ、購入体験がより快適になります。

 

3.地図アプリ

初めて行く場所でも迷わずに行けるのは、地図アプリのおかげです。Google MapsのAPIを使えば、アプリに地図機能を組み込むことができ、目的地までのルートや周辺の情報を簡単に表示できます。

 

3.ChatGPTのAPIも活用しよう!

 

ChatGPTもAPIとして提供されており、これを使えば自分のアプリやウェブサイトにAI対話機能を追加できます。ChatGPT APIでは、AIを活用した自動会話機能や、ブログ記事などの文章生成が簡単に行えます。例えば、カスタマーサポートの自動化や、記事の自動作成など、様々な場面で活躍が期待できます。

 

4.APIを使って自分のアプリやサイトを「超パワーアップ」しよう!

 

APIを使えば、最新のデータや便利な機能を自分のアプリやウェブサイトに組み込むことができます。天気、地図、決済、AIなど、さまざまなサービスを活用することで、開発の可能性がぐんと広がります。自分で一から作る必要はなく、既存の技術を活かして効率よく開発を進めることができるんです。

 

システム開発って何?家づくりで学ぶ、スマホアプリやWebサービスの裏側

 


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システム開発という言葉を耳にしたことがある方は多いかと思いますが、実際にどのようなプロセスで行われるのか、具体的にご存じない方もいるのではないでしょうか。実は、システム開発の流れは、家づくりにとても似ています。家を建てる際には、しっかりとした計画を立て、設計を行い、職人が丁寧に組み立て、最後に安全点検を経て完成しますが、システム開発もこれとほぼ同じプロセスをたどります。

今回はシステム開発についてわかりやすく解説していこうと思います。

 

1.システム開発は「家づくり」と同じ

 

 

システム開発を家づくりのプロセスにたとえて説明すると、ぐっとわかりやすくなります。家づくりには設計、建設、チェック、そして住んでからのメンテナンスといったステップがありますが、システム開発もほぼ同じ流れで進みます。

 

① 家の設計図を描く(要件定義)

 

 

家づくりの最初のステップは、どんな家を建てるかを決めること。リビングは広くしたい、寝室は落ち着いた空間にしたい、など家の要望を整理して設計図を作ります。これがシステム開発で言うところの要件定義です。

 

システム開発でも、どんな機能が必要か、誰がどんな場面で使うのかを最初に決めます。例えば、オンラインショッピングサイトを作るなら「商品を検索できる」「カートに入れられる」「決済ができる」といった基本的な機能を決めるのがこの段階です。

 

② 家の詳細設計をする(設計)

 

 

設計図ができたら、次は具体的にどの材料を使い、どうやって組み立てるかを考えます。どの場所にドアを付けるか、どんな壁紙を選ぶか、家の隅々まで計画します。システム開発でも、設計図をもとに、どのように動作するか、どの画面にどんなボタンを配置するかなどを詳細設計していきます。

 

③ 家を建てる(プログラミング)

 

 

 

いよいよ家を建てる段階です。大工さんが設計図に従って、一つ一つのパーツを組み立てていきます。システム開発でも、設計に基づいてプログラムを組み立てていきます。これがプログラミングのフェーズです。ここで、システムの「動作」が具体的に作られていきます。

 

④ 家の安全点検(テスト)

 

 

家が完成したら、安全に住めるかどうか点検します。電気がきちんと通っているか、水道は問題ないか、すべてが正しく動作しているかをチェックします。システム開発でも、作ったシステムがきちんと動くかどうかをテストします。不具合やバグがないかを確認し、必要に応じて修正を加えます。

 

⑤ 住み始めてからのメンテナンス(運用・保守)

 

 

家を建てたら、それで終わりではありません。住んでいる間に、ドアの修理が必要になったり、水道のメンテナンスをしたりします。システム開発も同じで、システムを実際に運用し始めてからも、定期的に改善や修正を行います。これを運用・保守と呼びます。

 

2.システム開発は家づくりと同じくらい重要

 

システム開発は、家を建てるのと同じくらいの責任と技術が必要です。システムがきちんと動かなければ、利用者は困ってしまいますし、バグや不具合があれば早急に修正しなければなりません。それはまるで、家の水道が壊れたらすぐに直すのと同じですね。

 

まとめ:システム開発は家づくりと同じプロセス

 

システム開発は、家づくりと同じように計画→設計→組み立て→チェック→メンテナンスのプロセスで進められます。次にスマホアプリやウェブサービスを使うときは、「このシステムも家づくりのように、作られたんだな」と思いながら使ってみてください。

 

きっとシステム開発がぐっと身近に感じられるはずです!

 


奥進システムは中小企業向けのシステム開発を承っております。

初めてのシステム導入に関するご相談から、導入後のサポートまで、万全の体制で対応しています。
中小企業に最適なシステム開発を提供することを得意としておりますので、気になる方はぜひHPをご覧ください

 

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「バグ」ってなに?—コンピュータエラーが「バグ」と呼ばれる意外な歴史

 


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「プログラムにバグがある!」と耳にすることがよくありますが、そもそもなぜエラーを「バグ(虫)」と呼ぶのでしょうか?

実は、これには昔のコンピュータに本物の「虫」🦋が関係していたという驚くべき事実があるんです。

この記事では、そんな意外な歴史とともに、現代でも使われ続ける「バグ」という言葉の背景を紹介します。

 

「バグ」の由来!?

 

1.「バグ」の起源—コンピュータの中に虫がいた!

 

画像提供: U.S. Navy, Public Domain

 

 

話の発端は、1947年にさかのぼります。この年、世界初期の電子コンピュータの一つである「Mark II」が故障しました。当時、コンピュータは現在のように小型でスマートではなく、部屋いっぱいに広がるほど巨大で、高速電磁リレーで構成されていました。

 

技術者たちは異常の原因を調べようと、コンピュータ内部をくまなく点検。すると、驚いたことに小さな蛾(が)がリレー回路に挟まっているのを発見しました。この蛾が原因で、電気が正しく流れず、コンピュータが停止してしまっていたのです。

 

技術者の一人、グレース・ホッパー氏は、取り除いた蛾をノートに貼り付け、”First actual case of bug being found”(「初めての実際のバグ発見例」)と記録しました。この出来事がきっかけで、コンピュータの不具合を「バグ」と呼ぶ習慣が広まったのです。

 

2.「バグ」という言葉はいつから使われていた?

 

とはいえ、「バグ」という言葉自体はMark IIの事件以前から存在していたことも確認されています。19世紀後半、エンジニアたちはすでに機械の故障や不具合を「バグ」と呼んでいました。

 

当時の「バグ」は、機械や電気システムに起こる問題全般を指す言葉でしたが、コンピュータの分野で特に有名になったのは、前述の「蛾事件」以降です。そのため、コンピュータ用語としての「バグ」は、この歴史的エピソードに大きく影響を受けています。

 

3.「バグ」をなおす「デバック」

 

コンピュータの世界で「バグをつぶす」ことは、問題解決の象徴的な作業です。バグはプログラム内のミスや不具合を指し、その原因を特定し修正することで、システム全体の正常な動作が取り戻されます。

 

バグを修正する作業をデバッグと呼び、これはプログラミングの重要なプロセスの一つです。プログラマーたちは、複雑なコードの中に潜むバグを見つけ出すために、あらゆる方法を駆使して探求します。まるで草むらから虫を探すように、プログラムの中に隠れたバグを根気よく発見して修正する作業は、熟練の技術と経験が要求されます。

 

バグも進化の一歩!—蛾事件のユーモアに学ぶ

 

1947年の「蛾事件」、つまりコンピュータ内に実際に蛾が入り込んで動作が止まったことで「バグ」という言葉が広まったのは、今となっては面白いエピソードですよね。バグが単なる技術的な問題から、その名前自体にこんな由来があるなんて、少しユーモアを感じます。

バグに出会ったとき、つい肩に力が入りがちですが、そんな時こそこの歴史を思い出してみましょう。

「ああ、昔は本当に虫が原因だったのか!」なんて笑いながら、軽やかに問題を解決していけたらいいですよね。

【2025年の崖】目前に迫る日本経済の試練とチャンス

 


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序章:2025年の崖って何?日本の未来がかかっている

2025年の崖とは?

 

2025年、日本は「崖」に直面すると言われています。これは、単なる経済停滞の問題ではなく、日本の企業、社会、そして私たち個々の生活に大きな影響を与える可能性がある非常に重要な課題です。本記事では、分かりやすく「2025年の崖」について掘り下げ、その背景と影響、さらには私たちがどのように対応すべきかを考えていきます。

 

 

1.2025年の崖とは?その核心に迫る

 

「2025年の崖」とは、日本が直面する少子高齢化労働力不足デジタル化の遅れ、さらにはレガシーシステム(※1)の問題が一気に噴出し、経済や企業活動に深刻な影響を与える可能性を示した言葉です。

特に、デジタルトランスフォーメーション(DX)(※2)への対応が遅れると、企業の競争力が低下し、日本全体の経済成長にブレーキがかかるリスクが高まります。

 


(※1)レガシーシステム…過去の技術や仕組みで構築されているシステムのこと

(※2)DX…IT化をもっと進めて、企業や組織全体のやり方を変えてしまうことです。単に便利にするだけでなく、デジタル技術を使って新しい価値を生み出したり、ビジネスモデルを根本から変えたりすることが目標です。


 

2.高齢化と労働力不足—避けられない現実

高齢化と労働力不足—2025年の日本が直面する現実

 

日本は世界的に見ても高齢化が進んでいる国であり、65歳以上の高齢者が全人口の約3割を占めています。これは、若年層の働き手が減少し、企業の労働力確保が極めて困難になることを意味します。

この労働力不足は、2025年以降さらに深刻化し、企業の生産性や競争力に直接的な打撃を与えることが予想されます。

 

少子化もまた、企業活動にとって大きな課題です。

若い世代の減少は、新たなアイデアやビジネスモデルを生み出す力を弱め、日本全体のイノベーション能力が低下する要因となり得ます。

 

このままでは、社会全体の活力が損なわれ、経済の停滞が加速するリスクが高まります。

 

 

3.デジタルトランスフォーメーション(DX)の遅れ

—時代遅れになるリスク

DX遅延のリスク

 

DXは、企業の経営基盤や社会の仕組みを根本から変革する動きです。

これは単なる技術革新ではなく、業務の効率化、新しいビジネスモデルの創出、さらには顧客体験の向上に至るまで、広範な影響を及ぼします。

 

しかし、日本ではDXへの取り組みが他国に比べて遅れています。

 

特に、中小企業や伝統産業はDXの推進が進んでおらず、このままではグローバル市場での競争力を失い、国内外のライバルに顧客を奪われるリスクが増大します。さらに、労働力不足を補うための自動化や効率化も進まず、企業の生産性は低下し、ひいては経済全体に悪影響を与える可能性があります。AIやクラウドシステムを導入することで、少ない人材でも効率的に業務を遂行できる環境を整えることが急務です。

 

こうした技術を導入することによって、「2025年の崖」を回避し、成長の機会をつかむことが可能です。

 

4.レガシーシステム—進化を妨げる足かせ

レガシーシステム—進化を阻む足かせからの脱却

 

もう一つ、DXを進める上での大きな障害となっているのがレガシーシステムの存在です。

 

レガシーシステムとは、古くから使用されてきたITシステムのことで、技術が進化する中で、その機能や性能が時代遅れとなっているシステムを指します。

 

多くの企業にとって、このシステムは現在も業務の中核を支えているため、簡単には取り除けません。しかし、新しい技術に対応できないことが、企業の成長を妨げる原因となっています。レガシーシステムのままでは、新しい技術の導入や業務の効率化に必要な柔軟性が不足し、DXの進展を妨げる要因となります。特に、2025年までに多くの企業がレガシーシステムの更新や代替を迫られていますが、その過程でコストやリスクが大きくなることが予想されます。

 

5.中小企業に迫る危機—しかし、チャンスもある

中小企業のDX化—危機とチャンスの交差点

 

日本経済の柱である中小企業は全企業の約99%を占め、全労働人口の約70%が働いており、日本経済の柱となっています。一方で、多くの中小企業はDXへの対応が遅れており、2025年には倒産や廃業のリスクが高まる可能性が指摘されています。

 

しかし、この状況は逆に大きなチャンスでもあります。中小企業が積極的にDXを推進することで、少ない労働力でも効率的に事業を運営でき、新しいビジネスモデルを生み出す可能性があります。AIIoT(※3)を活用した業務の効率化やコスト削減は、中小企業にとって特に有効な手段です。

 

例えば、製造業ではIoT技術を導入して生産設備の稼働状況をリアルタイムでモニタリングし、故障を予防することで生産性を向上させることができます。小売業では、AIを用いた顧客データの分析により、需要予測や販売促進を効果的に行い、利益を最大化することが可能です。

 


(※3)IoT…いろんな機械やデバイスをネットにつないで、まとめて管理したり、便利に動かせる仕組み

例)家電のスマートシステム…

エアコンや照明、冷蔵庫などがインターネットを通じてスマホや声で操作でき、便利に管理できます。例えば、外出先からエアコンを操作したり、冷蔵庫が食材の在庫を知らせるなど、生活をより快適にする仕組み。


 

6.まとめ—2025年は崖ではなく、飛躍の年に

2025年—崖を飛躍のチャンスへ

 

「2025年の崖」という言葉は、不安をかき立てるかもしれませんが、適切な準備と対策を講じれば、この崖を乗り越え、飛躍のチャンスに変えることが可能です。少子高齢化、労働力不足、レガシーシステムといった課題は避けられませんが、デジタル技術の活用と適切なシステム導入を通じてこれらの問題を克服し、持続的な成長を実現することができます。

 

これからの日本は、企業と個人が共に協力し、未来に向けた挑戦を続けることで、新しい時代を迎えることができるでしょう。

 

2025年を崖ではなく、未来への飛躍の年とするために、今から行動を起こしましょう。

 

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関連記事→ 奥進システムHP システム導入方法について

 

 

こんにちは、広報担当です! 毎日暑い!

お日様さんさん

お日様さんさん

 

 

さて、今日はシステムのバージョンアップ(機能追加、システム改善)のコストについてお話します。

先に今回の結論を置いておきます:

  • 既存システムの機能追加は、できるとは限らない
  • できるとしても、かなりの時間とお金がかかる
  • それでもやりますか? よくご検討ください。

 

そのシステム、いつまで使えますか?

システムは、一度作ったらずーっとそのまま使い続けられるかというと、そうでもありません。
なぜか?
運用面から言いますと、

  • もっと簡単・便利にしたい
  • 実は仕様が間違っていて、直したい
  • 他にも機能を追加したい
  • 取引先の都合などで仕様を変更する必要が出てきた

などの理由が考えられます。

システムの都合で言いますと、

  • プログラム言語・フレームワーク・データベース・サーバーなどが古くなった

これです。

運用面での改善点は、それを使ってられるユーザーの身に染みてわかることです。
しかし、システム面での改善点は目に見えにくく直接感じることが少ないために、ユーザーに見過ごされていることがよくあります。

もとより、システムの寿命は平均して5年程度と言われています。
がんばっても、なかなか10年までは難しいところです。
基幹系のシステムであれば10~15年はいけるかもしれませんが、当社が開発しているウェブ・システムは技術革新のスピードが速い、すなわち既存の技術の陳腐化も早いために、システムは短命になりがちです。

規模の大きな基幹系のシステムであれば、導入と運用に多額の費用がかかるので、そもそもそれなりの期間使い続けられるものでないと元が取れません。また、導入する企業規模もやや大きめ~大きな企業となるはずです。
当社のお客様である中小企業は、当然規模は中小~零細・個人になりますので、コストもなるべく抑え、必要な機能に絞ったシステムを、短納期で開発し提供する場合がほとんどです。
小さく作るシステムだからこそ、後からの機能追加や仕様変更に対応しやすいというメリットがあります。
また、新しい技術をふんだんに取り入れているウェブ・システムなので、ネット環境さえあればいつでもどこでも使える、PCだけでなくタブレットやスマホでも操作ができるなどの利点もあります。

しかし、新しい技術は陳腐化しやすいのです。
これが、当社が開発するウェブ・システムのデメリットです。

 

システムとシステム会社の人生(?)綱渡り

ウェブと言われるものが生まれたのが1991年です。
そして、90年代後半には、ウェブ上でシステムが作られ、利用されるようになりました。
ウェブでないシステムはすでに広く使われており、システム会社はたくさんありました。
ウェブ・システムが流行するにはもう少し時間がかかりますが、基本的な知識や技術はこの頃から格段に増え、データベース・システムも便利なものが開発され使われるようになっていきます。

日本ではバブル景気の影響でシステムへの投資が多く、仕事の依頼が増え続けていた時期です。
しかし、その後ほどなくバブルは弾けました。
更に、世界的にテロが頻発したり、アメリカのリーマンショックが起こったりした影響で、システム会社が軒並み倒産する事態が発生しました。

システム会社が死亡の図

システム会社が死亡の図

システムはできた、使っている、しかしそのメンテナンスができるシステム会社は?
エンジニアは?
連絡がとれないとか、会社がなくなってしまったとか。
もしかしたら、まだシステムが作りかけなのに、システム会社が潰れてしまうようなこともあったかもしれません。

だから、お使いのシステムが仕様通りちゃんと出来上がって使えているということは、当たり前ですがラッキーだったのかもしれず、またそのシステムを開発した会社が継続してお世話をしてくれているのは、なかなかない幸運かもしれないのです。

小さく早く作るシステムは予算も時間も限られ制約に縛られることが多いので、削れるコストはとことん削って利益を確保しようとします。
では、何が削られるのでしょうか?
仕様書や操作説明書などのドキュメント(資料)作成が真っ先にやられます。
仕様は技術担当者の頭の中だけにあり、その人がいなければ他の誰もわからないなんてことはザラにあります。

暑苦しい話の合間に涼を…

 

システムをなんとかしたいと思ったら

今お使いのシステムをどうにかしたい、と思ったらどうしますか?

  • 不具合がずっと放置されているとか
  • 途中までしかできてないので、開発の続きをやって完成させたいとか
  • 完成してるけどもっと機能を追加したいとか

そんなことを思ったけれど、ではシステム会社にそれを相談することができますか?
できないとしたら、それはなぜでしょうか?

  • それまでの経緯から、信用ができないとか
  • 見積もり金額がどんどん上がるので別の会社に替えたいとか(替えたら見積もり額が下がる?)
  • 担当していた技術者がいなくなっているとか
  • システム会社自体がなくなってしまっているとか

当社が既存システムのことで相談を受けてお伺いして聞いたのは、大体このどれかです。
そして、ではシステムの資料はありますかと尋ねましたら、大体ないです。

仕様書も設計書もなく、操作説明書もなく、ただひたすらにそこにあるシステムの画面を見て、サーバーにあるプログラムとデータベースを調べるしかありません。

そんな感じですので、
「これこれの機能を追加したいので、お見積りをください」
と言われましても、簡単に見積もることができないのです。

では、見積もるために何が必要になるのでしょうか。

  • プログラム言語、フレームワーク、CMS、データベース、サーバーのバージョン・スペック等の確認
  • システムの内容解析(それほど詳細に、ではない)

まず、これです。
これをしないと、何のお話もできないのです。

急いで機能追加を依頼したいお客様には辛い話だと思うのですが、これをやらずには何もできません。
そして、これをやるには、お時間かかります。
お客様にすれば、ちょっとした機能追加をやってもらうのに、なんでそんなに時間かかるの?って感じになりますよね…。

しかし、未知の別会社が作ったシステムを、瞬時に理解して求められる機能を短時間できれいに追加することは不可能です。
まずは、

  1. 全体の確認
    (各種環境、バージョン、機能数などのシステムの全体的な把握)
    (さっくりです)
  2. お客様にとってよいと思われる対策の提示

ここまでは無料でやらせていただくことがほとんどです。
というのも、ここで単純に機能追加ができるのか、そうでないかを判断し提案させていただくことになりまして、そこでお客様がどう判断するかでこの後の作業が変わってくるからです。

では、当社であればどんな提案(対策の提示)を行うかと申しますと…
 A案:すべて作り直し
 B案:詳細な調査を行った上で、機能追加
このどちらかです。

「ちょっと機能を追加したい」と思っていたお客様に「全部作り直すべきです」とお伝えすると、そのお話は大体そこで終了します。ちーん。
そんなつもりではない、そんな費用も時間もない、ありえない。
そう思われることでしょう。

機能追加が可能なB案の場合でも、「詳細な調査や準備が必要です」とお伝えし、そのお見積りをまず提示するとお話が立ち消えに…。

しかし、意地悪とか儲けたいという気持ちで当社がそのような提案をするのではなく、やはりそこは、安全安心な状態でしっかりと業務をしていただくためには、そうすることが必要であるとシステムのプロが判断した結果を提示させていただいております。

ということで、今回の結論:

  • 既存システムの機能追加は、できるとは限らない
  • できるとしても、かなりの時間とお金がかかる
  • それでもやりますか? よくご検討ください。

以上です

システムの作り直しも視野に入れ、システムを使いたい、そのためにコストをかけてもよいのだ!とお考えの会社様は、ぜひ当社にご相談ください。

当社は、無茶や無駄な提案はいたしません。
費用も、ふっかけません。(必要な費用を見積もります)
現実的な、お客様にとっても当社にとってもいい感じの提案をさせていただきます。
よいものを得るためにはお金も時間もかかることをご理解いただき、ぜひ当社にご連絡を。
お待ちしております。

 

 

 

 

 

 

 

システムを作る、使うことについて – 費用(コスト)編

 

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関連記事→ 奥進システムHP 中小企業向けシステム開発の流れ

 

 

 

お久しぶりの広報担当です!

気づけば元号変わってました。

時代が変わってた感…

 

有限会社奥進システムはウェブ・システムの開発会社です。

特に決まった業界や業種に特化していないので、お客様が作りたいと思うシステムを、その都度詳しく伺って作っていきます。
いろいろな仕事のお客様がおられるので、全然知らない、馴染みのない業種のシステムを作る場合は、業務知識ゼロからがんばって勉強しつつ作ることになったりします。

「どんなシステムを作るか」を決めていない代わりに、「どうやって作るか」という点は決めています。つまり、作り方についてはほぼ同じ方法でやると決めている訳です。
作り方が同じなら、例えば小麦粉と卵とバターを混ぜてこねると決めていたら、後はそれぞれをどれくらいの量にしてどのような形に仕上げるかを考えるだけです。

また、お客様の業界や業種を選んでいないと書きましたが、当社の規模で対応できるシステム開発案件の規模がありますので、あまり壮大なプロジェクトは無理です。
なので、お客様の企業規模という点では、おおよそ決まってきます。
当社は、中小企業と言われる規模のお客様がその多くを占めています。

さて、久々のブログ更新に前置きが長くなりましたが、システムを作って使っていくことのコストが今日のテーマです。

中小企業の経営者の方が自分の会社にシステムを導入したい、自社に合ったシステムを1から作りたいと思ったとき、どんなコストが発生するのか?

そんなことを、つらつらと語っていきたいと思います。

なんにもない、なんにもない…

お客様がシステムを作りたいと思い立ち、当社にお見積り依頼をいただいたとします。

お見積りは無料です。

ただし、お見積りをするためには、どんな機能のどんなシステムを作りたいかを明確にお伝えいただく必要があります。

例えば…

  • この伝票処理をもっと簡単に早くできるようにしたい
  • このデータをもっと簡単に早く検索したい
  • 過去のデータを複製、修正して再利用できるようにしたい
  • 遠隔地にある拠点間でデータを素早くやりとりしたい

と、こんな感じです。

そして、もう少し突っ込んで、

  • どのようなデータを現状どうやって使っているのか(現状分析)
  • 現状の何が問題なのか(改善ポイントの明確化)
  • 現状をどのように変えたいのか(システムの完成イメージ)

そんなことを伺っていきます。

ヒアリングはお見積りの作業の一環で、無料です。

しかし、材料の提供はお客様自身にお願いしていますので、お客様には最低限現状分析とシステム化のイメージは出していただくことになります。

それが難しい場合は経営コンサルタントみたいな人にお願いすることになるかもしれません。その場合は、その分のコストが発生します。

ちなみに、当社はコンサル業務はしていませんので、そのようなご依頼にはお応えできません…。

なんにもないところから現状の分析、その問題点の洗い出し、改善方法などを出していただく。

これ、実はお金はかからなくとも結構な苦労になる場合が少なくありません。
具体的な金額としては出てきませんが、これもコストの一環になると思っています。

最近はテレビ会議とか増えてきました

 

さて、開発

お見積りができました。

金額が見合えば発注いただいて設計、開発と進めていく訳ですが、ここで、開発費の内訳をご説明します。

開発会社によって多少変わってくるとは思いますが、当社の場合はこうです。

  1. 設計費
  2. 開発費
  3. 納品物の製作費

見た目にこだわるなら、これに「デザイン費」が追加になります。

(当社の場合は、社内システムが多いのでデザイン費をかけることは稀です。)

作り始めるとアイディアが浮かんできて、もっといろいろしたいと考えるかもしれません。

また、出来上がってみると「思ってたのと違う」ということもあるかもしれません。

そうなると、

  • 仕様追加費用(システムの機能を増やす、追加する)
  • 仕様変更費用(できているシステムの機能を修正、変更する)

が発生します。

作って作って作りまくるぜ、システム

 

 

システムを使い始める

システムを実際に使っていくには、必要なものがあります。

奥進システムが作るのはインターネットを使ったウェブシステムなので、まずシステムを載せてウェブで接続できるサーバーが必要になります。

①サーバー費用(レンタルサーバー)

次に、インターネットを使わなければならないので、通信費やネット回線の準備が必要です。

②通信費など(インターネット・プロバイダ契約とか)

そして、ブラウザが動くパソコン、これがなければシステムにアクセスできません。

③パソコンなどのハードウェア

また、システムは使い始めるとどんどんデータが溜まっていき、それはお客様にとっての大事な財産になりますので、もしもの時にそれが損なわれないようにしておくことが肝要です。
そして、もしもの時にはいち早く復帰できるように備えておきたいものですよね。

ということで、当社では最新のプログラムとデータのバックアップと障害時の対応をセットにした保守契約をお勧めしております。
保守契約に必要な費用は開発費の約10%とさせていただいております。

ちなみに、当社がサーバーをご用意し保守契約を結んでいただいた場合は、サーバー費を保守契約費に含み別にはいただきません。

④システム保守契約費用

また、システムにアクセスする場合のURLを、お客様独自のものにしたい場合は、ドメインの取得や管理が必要になり、それにも費用がかかります。

⑤ドメイン費用(取得、管理)

保守契約は本気でおススメします

 

実はこんなものも

ここまでは割と「そうだよね」と納得されるものだったかと思いますが、後から「あれ?」と気づくコストもあります。

来年1月にWindows7というOSのサポートが終了します。

Windows7が搭載されているパソコンは、もう誰もサポートしてくれなくなります。

ですので、後継OSを搭載したパソコンに替えていただきたいのですが、それにはOSを別に買って入れ替えるかパソコン自体を新しいOSが入っているものに買い替えることになります。
OSのサポート期限についてはかなり前からアナウンスされるのですが、普段なかなか気にすることもなく、ギリギリになってから焦ることは珍しくありません。

お使いのパソコンが買い取りなのかリースなのか、それによっても対応方法は変わってきます。

ウェブ・システム自体はWindowsのOSで動いていませんので当社が何かするということはなく、あくまでお客様が主体となって、安全安心にシステムを使っていただける環境を保っていただくようにお願いしております。

  • パソコンの買い替え費用

まーもうこれくらいだろうと思っているそこのあなた。

実は、まだあります。

割と落とし穴的なコストで恐縮ですが…

  • システムのバージョンアップ費用

これです。

 

システムはできたらおしまいではなく

少し専門的なお話になってとても恐縮なのですが、ぜひともお伝えしたいことなのでできればお付き合いをお願いします。

当社はPHPというプログラム言語でシステムを開発しています。

このプログラム言語には、バージョンがあります。後から後から、新しいバージョンが出てきます。

そして、プログラムを素でガリガリ書くのではなく、早く楽に開発するために、またセキュリティへの配慮などからフレームワークというものを使って開発しています。

当社が利用しているのは、CakePHPというフレームワークです。

そして、フレームワークにも、バージョンがあります。

もっと言いますと、システムのデータを持っているデータベースにもバージョンがあり、システムを置いているサーバーのOSにもバージョンがあります。

なぜバージョンが変わる(上がる)のか?

それは、より安全で便利にシステムを作り、使っていくための改良がなされるからです。

インターネットにアクセスするブラウザも同じです。最新版が一番よいのです。

ただ、いろんな条件を考慮していく中で、最新とそのひとつ前のバージョンぐらいが同居しているのは珍しくありません。
しかし、2昔前くらいになると脆弱性などの心配が出てきます。

当社は現在CakePHPのバージョン2で開発することが多いのですが、世間ではバージョン3が広まりつつあります。

まだバージョン1で稼働しているシステムもありますが、それについてはそのままそっとしておくか、できれば新しいバージョンに移行するのがお勧めです。

そのままの内容でバージョンを移行するか、もしくはこれを機に同等以上のシステムとして新しいバージョンで作り直すかの二択です。

この作業費が、「システムのバージョンアップ費用」です。

 

まとめ

ということで、今回の記事のまとめです。

システムを作って使うための費用(コスト)はこれだけあります。

作る(開発する):

  1. 設計費
  2. 開発費
  3. 納品物の製作費
  4. デザイン費
  5. 仕様追加費用(システムの機能を増やす、追加する)
  6. 仕様変更費用(できているシステムの機能を修正、変更する)

使う(運用する):

  1. サーバー費用(レンタルサーバー)
  2. 通信費など(インターネット・プロバイダ契約とか)
  3. パソコンなどのハードウェア
  4. システム保守契約費用
  5. ドメイン費用(取得、管理)
  6. パソコンの買い替え費用
  7. システムのバージョンアップ費用

システムのバージョンアップについてはまた別記事でお話をしたいと思います。

本日はこれにて。

記事更新はできてませんでしたが、システムの相談等は常に受付中です。

あなたからのご相談を、当社はいつでもお待ちしております。

 

 

 

 

 

行方を見守り、判決を待つ – 事件管理システム

 

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関連記事→ 奥進システムHP システム導入事例

 

 

事件も情報

今回ご紹介する事例は、弁護士事務所向けの事件管理システムです。

弁護士事務所に寄せられる様々な案件(刑事、民事とも)を登録し、それに関する情報も随時登録し、進行状況を確認することができるシステムです。

事務所に所属する弁護士や依頼人の情報も管理します。

進行状況も大事ですが、裁判になると期日の管理も重要になってきます。
弁論や調停、集会、判決前整理、和解もしくは判決など。審判や接見などもありますね。
それぞれがいつ、どこで行われ、誰が担当しているのか。

事務所内で仕事に関わる情報を共有し管理する一般的なシステムはあります。

しかし、弁護士の業務にぴったり合っていて、必要な機能だけを備えたシステムとなると、出来合いのものはまずありません。

また、出来合いのシステムを自分たち用にカスタマイズすると、かなり高額な費用がかかることは必須です。

 

 

システムのポイント

このシステムの一番のポイントは、弁護士の業務に特化していることですが、他に挙げるとしたら…

  • 事件の情報を登録し、関連する資料も登録できる
  • 各事件についての進行状況を一覧表示し、事務所全体の取り扱う事件が見渡せる
  • 複数の案件を担当していても、自分のToDoリストが期限の順番に表示、確認できる

ToDoリストなどはありがちと思われるかもしれませんが、その業種によってToDoに付加しておかなければならない項目が決まっていたりします。
それに対応して機能を設計するのが、オーダーメイド・システムの醍醐味ですね。

事件の陰にはシステムあり。

ノートも手帳もいいけれど、システムなら自分ひとりでなく事務所全員で情報共有ができるので、ToDoがたまってしまっているとか、他の人が担当しているのはどんな事件だとか、顔を合わす時間が少なくともシステムを通して他の人の業務が見えるのです。

ひとつの事件を複数の人で担当する時も、内容や資料はシステムに入れておけば「見ておいてね!」と声がけするだけでOK。

最近なら専用のサーバが要りますが、PDF形式ファイルやWord、Excelのファイルの中まで検索するシステムが構築できますので、資料が多いとか、過去のデータの再使用することが多いならオススメです。

今はどこの会社も過去に作ったファイルの整理が問題になっているようです。
「とりあえず電子ファイルにしとけばいいだろう」とWordやExcelで作ったファイルが、どこにどんなファイルがあるのか、ファイル名だけではわからなかったり、適切なフォルダに分けて整理されてなかったり。また、ファイル数も多くて保管する容量がたくさん必要になっていることも。
資産にするには無理がある状態…。
もしシステムにデータとして登録されていたら、キーワードで関係する資料を素早く見つけて再利用することが可能ですよ。

過去の資料を資産にするために

 

過去の事例や資料を大事に保管し、再利用していくためには、今やシステムは不可欠です。

人力でやるのはもったいない。

人は、人にしかできない仕事があります。

システムでできることは、システムに任せてしまいましょう。

大きなシステムでなくても充分です。システムをオーダーメイドで作ろうと思ったら、ぜひ有限会社奥進システムにご相談ください。

あなたからのご相談を、当社はいつでもお待ちしております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

システムの種類について – もしくは「WEBシステムってなに?」

 

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関連記事→ 奥進システムHP 中小企業向けシステム開発の流れ

 

 

 

 

先日ある方とお話をしていた際に、途中からなんだか不思議な気分になり、そのまま話を続けているとそうなる理由が徐々に判明してきました。

その方と私はシステム開発について話していたのですが、私はWEBシステムの開発について話をしているつもりでも、相手の方はそうではなかったのです。

両者の前提が違っていたので、話しをしていてもどこかかみ合わないことがあり、それが私の不思議な気分を醸し出していたのでした。

なんでこうなるのの気持ちを表現

 

実は、システムには3つの種類があります。

  • スタンドアローンシステム
  • クライアントサーバーシステム
  • WEBシステム

当社はWEBシステムを専門に開発していますので、システムのお話をする際には常にWEBシステムのことをお話します。

ところが、お話している方がその時お使いのシステムは、スタンドアローンシステムでした。それ以外のシステムについてはご存じなく、そもそもシステムというものにいくつも種類があるということも知らずにおられました。

話しがかみ合わないはずです。

 

今は多くの職場でパソコンが使われていると思います。

そのパソコンに入っているシステム(≒ソフトウェア)で仕事をしていると思いますが、そのシステムの種類が3つあります。
あなたが今使っているシステムがそのうちのどれに当たるかを、下の図を見て考えてみてください。

歴史的に言うと、登場したのはこの順番です(さっきと同じ並び順)。

  1. スタンドアローンシステム
  2. クライアントサーバーシステム
  3. WEBシステム

パソコンの性能の向上や、ネットの技術の進歩に伴って、始めはスタンドアローン(「スタンドアロン」と伸ばさない言い方もあり)しか選べなかったシステムですが、クライアントサーバ(「クラサバ」と略すこともあり)やWEB(「ウェブ」と読みます)が登場してきました。

いつの時代も新しいもの好きさんがいたり流行があったりします。

また、情報セキュリティへの感心の高まりや配慮という流れもあります。

昨今はWEBシステムが全盛のようですが、組織ごとのポリシー等の関係で、3種類のシステムが混在しているのが現状です。

 

有限会社奥進システムはWEBシステムを専門に開発し提供している会社です。

お客様(になるかもしれない皆様)には、WEBシステムというものが何かを知っていただきたいと切に思っていますので、3つのシステムの種類についてここで順にご説明していこうと思います。

スタンドアローン

 

1台のパソコンにソフトウェアをインストールして使います。

ソフトウェア = プログラム + データベース

システムとして利用する際に、ネットワークを介して他のパソコン等につなぐ必要がないものです。

スタンドアローンとは、独りで(alone アローン)成り立っている(stand スタンド)という英語からきています。

システムに必要なプログラムとデータは、インストール後にそのパソコンの中に入っています。

データ = データベースの中身

システム = プログラム + データベース + データ

WordやExcelなどのOfficeソフトは、スタンドアローンのシステムです。

そのパソコンに入っていて、そこでしか使えないシステムが、スタンドアローンシステムです。

クライアントサーバ

 

プログラムの機能が多くなってくると、プログラムのファイルのサイズが大きくなってきます。

また、システムを使い続けるとデータベースの中のデータがどんどん増えてきて、増えたデータの中身を表示したり検索したりする作業がだんだんしづらくなってきます。

パソコンが高性能ならいいのですが、一般のオフィスに導入される多くのパソコンを全部高性能のものにするとお金がかかって仕方がありません。そこで考えられたのが、クライアントサーバシステムです。

高性能のサーバコンピュータを、それほど高性能でないクライアントコンピュータが共同で利用する仕組みです。

このシステムでは、サーバコンピュータとクライアントコンピュータのそれぞれに、専用のソフトウェアをインストールします。

データベースは、サーバの中にあります。

データベースのデータを使った難しい集計などの処理は、サーバの中のプログラムが受け持ちます。

クライアントは、集計結果を請求する・結果をもらう、と言ったそう難しくない機能のプログラムを動かします。

ただ、使う人は自分の操作がサーバとクライアントのどちらのプログラムを動かしているかはあまり意識することはありません。

WEBシステム

 

最後に、WEBシステムについてご説明します。

WEBシステムでは、プログラムとデータベースをサーバコンピュータにだけインストールします。

サーバへのプログラムのインストールは、通常システムを提供する会社が行います。

クライアントコンピュータでは、すでに入っているブラウザソフト(インターネット・エクスプローラなど)を使うことになりますので、システムのための特別なソフトウェアをインストールする必要はありません。

システムを提供する会社が、サーバの準備ができたと連絡してきたら、お客様はシステムを利用開始します。

インターネットに繋がる環境ができていて、ブラウザソフトが入っているパソコンがあればOK!

WEBシステムが選ばれる時、その理由の1つに、クライアントコンピュータへのプログラム・インストール作業がないことが挙げられます。オフィスにシステムを導入する際に、すべてのパソコンにプログラムをインストールするのは、なかなか時間のかかる大変な作業なのです。

そして、一旦すべてのパソコンにインストールができたとしても、パソコンが壊れて入れ替えになったり、新人さんが入って新しいパソコンが導入される度に、インストール作業をまたやらなければなりません。

WEBシステムなら、インストールは不要ですから、パソコンが新しくなろうと、新人が何人入ってこようと、オフィスではそれに伴う作業をする必要がありません。

また、プログラムを変更したり修正したりしても、サーバのプログラムだけが新しいものに入れ替われば、クライアントのパソコンからはどれでもがその新しいプログラムを即座に利用できるようになります。

インターネットの利用が盛んになった今、多くのシステムがWEBシステムに移行してきています。そのことを「クラウド化」と表現したりします。

しかし、よいことばかりではありません。

WEBシステムはブラウザを通して利用するシステムなので、ブラウザによって制限を受けることがあるのです。もしブラウザに不具合があって、それによってシステムが上手く使えない事態が発生しても、システム開発会社はブラウザの開発や配布には関わっていないので、ブラウザの不具合をどうすることもできません。

また、インターネットを利用するシステムなので、ネットがつながらないとシステムが使えません。

WEBシステムは、インターネットという現代的なインフラに依存した、現代的なシステムなのです。

WEBシステム開発、当社の場合

有限会社奥進システムWEBシステム開発と、ホームページ制作の両方をしています。

いろんな会社様の、様々なシステムを開発し、提供してきました。

また、ホームページについてのご相談もあり、ご予算に応じて制作させていただいています。

その中で、ドメイン管理やメールアドレスの管理などもさせていただいています。

お客様は、中小企業様が一番多くを占めています。

WEBに詳しいお客様は多くありません。ですので、できるかぎりわかりやすいようにご説明して、ご提案して、予算やスケジュールの調整もいたします。

これから初めてWEBシステムを作りたい。

ホームページも作ってみたい。

みんなのメールアドレスを作って、使いたい。

 

そんなご相談をまとめてお受けしています。

受発注管理、在庫管理、顧客管理、勤怠管理などのシステムをお考えの中小企業の経営者様

専門学校などの教育関連事業のシステムを検討されている法人のシステム担当者様

ネットショップの運営を改善したいとか、社内の連絡網の構築が悩ましいとか、従業員・パート・アルバイトのシフト管理を楽にしたいとか、そんなお悩みもぜひ一度当社にご相談ください。

ホームページついても、何かお困りであるとか改善したいとか、そんなご相談も受け付けています。

システム開発もホームページ制作も、当社ホームページに掲載しきれていない、たくさんの事例がございます。

WEBシステムでお仕事をよりよくしたい!というあなたのご相談、お待ちしております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ご意見、いただきます! – 会議前アンケートシステム

 

お問い合わせ→ お問い合わせフォームへ

関連記事→ 奥進システムHP 課題例-IT化を進めたい

 

 

 

今回のテーマは「根回し」

日本全国に会員がいる、もしくは支社がある会社さんが、年に1回「総会」と称する会議を行い組織の運営などの関わる重要な議題について話し合うとします。

普段から顔を突き合わしている人同士でもなく、住む土地の常識や習慣も違っているもの同士が集まります。

会場までの往復にかかる時間とお金もバカになりません。

年に一度のこの会議では、参加者の意見をしっかりまとめて、きっちり決を採りたい。

しかし、時間が限られている。

今日は、そんな会議を運営するお客様からのご依頼で開発したシステムについてのお話です。

 

会議前に決をとっておく

会議の議題は最多で10件とのことでした。

議題の内容や参加者によって、あっさり議決できるときもあれば、持論を長々と展開したり話し合いが紛糾して長い時間がかかったりといろいろです。

会議の運営者であるお客様は、効率的参加者が納得しやすい仕組みづくりを考えました。

そして思いついたのが、あらかじめ賛成/反対を表明しておいてもらう、というシステムです。

名付けて、「会議前アンケートシステム」

参加者全員に、会議の前にシステムを利用してもらい、まずは議題を確認してもらいます。

表示する項目は下記の通りです。

  1. 議題タイトル
  2. 議題の内容説明
  3. 補足資料(PDFファイルなど、必要な場合のみ)

このセットが、最大で10件表示されます。

参加者はこれを見て、決められた期間内に各議題の賛成/反対を登録します。

  1. 賛成/反対
  2. 理由説明(50文字程度)

そして締め切り後、参加者それぞれの意見がすべて公開されます。

 

何が画期的だったか

なんといっても、会議をやる前にすでに賛成と反対の数がわかっていることです。

じゃあもう会議する必要ないねということではなくて、各議題についての賛成と反対はまだ議決ではなくて、それを踏まえた上でやっぱり会議は行われます。
すべての議題で多数決で決まるというものではないからです。

あらかじめ登録された意見をもとに議論をすると、予備知識が入っているので話が早く進みます

また、会議の運営者は参加者の登録した内容をシステムから出力して参照しながら進行を行うことで、賛成・反対双方の意見を取りこぼさずに引き出し議論することに成功しました。

今までは、会議の席で初めて顔を見る参加者があったり、自分の意見を表明できない不満があったりしましたが、システムを通して全員が自分の意見を表明する機会を得、お互いの意見を知り、運営側はそれらをまんべんなくすくい上げることができました。

システムがあったので、参加者の登録した内容や議題を、手書きせずに一覧表にまとめることができました!
(登録データをシステムから、CSV形式ファイルとして出力しました)

決して複雑なシステムではありませんが、このシステムを会議で利用することは参加者・運営者双方によい意味で衝撃的な変化をもたらしたのでした。

(ちなみに、やっぱりなかなか登録してくれない参加者もいたので、運営者からは何度か催促する必要はありました)

(議題によっては運営者が参加者にもっと詳細な意見を聞いたりしたこともありました)<=== 根回し!

 

ということで、会議の根回しにシステムを利用してみてはいかがでしょう?

ウェブ・システムなら日本全国、地球の裏側からでもご利用いただけます!

ウェブの強みってなんだと思われますか?

沢山あると思いますが、

  • 時間に縛られない
  • 場所に縛られない

という2点は大きいと思います。

今回の事例では、会議の参加者それぞれが、指定された期間中の好きな(都合のいい)時に、好きな(都合のいい)場所で意見表明を行いました。

もしかしたら、会議当日にどうしても参加できない人も、不在者投票のようにあらかじめ意見表明をすることができたのです。

これと似たようなことができれば、改善されるお仕事や職場はありませんか?

もし思いつくことがあれば、それをぜひ有限会社奥進システムにご相談ください。

ウェブでお手伝いできることがあれば、駆けつけて提案をさせていただきます。

ちなみに、当社も時間や場所に縛られない働き方を求めて日々チャレンジしています。
そんな当社だから、お手伝いできることがあると考えています。

御社からのご相談、お待ちしております。