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有限会社奥進システムは中小企業様向けの業務管理システムを主に開発し、提供しています。
「業務管理システムって何?」
って思われる方がもしかしているかもしれないのでご説明しますね。
業務管理システムの代表的なものは下記です。
- 顧客管理システム
- 在庫管理システム
- 経理システム
- 受発注管理システム
これ以外でも、要するに毎日のお仕事を楽に、効率よくできるようにする仕組みが、業務管理システムです。
今日は、パンの製造業をされている会社さんにご依頼いただいた、受発注管理システムをご紹介します。
イラストを探していて、「パン」で検索したらおじさんになったピーターパンらしきイラストが見つかってびっくりしました。
このびっくりを読んでくださる方と共有したいので、そのイラストを載せておきますね!
さて、パン工場です。
パン工場のお客様は、町のパン屋さん・喫茶店・カフェ・レストランなどです。
お店ではいろんなパンを提供したり販売したりする訳ですが、実はパンの種類によって作る手間が変わってきます。
中にクリームやジャムを入れる場合はそれも作っておかなくてはならないし、計画的に多めに生地を作って冷凍しておいて、少しずつ解凍して焼いて仕上げるものなどがあります。
ところが、そんな作る側の手間ひまについて、売る人はご存知ありません。
売る人が知っているのは、どのパンがどんな人やどんな時期によく売れるか、どのパンが実は人気がないか、というような消費者行動に直結した情報です。
それは、パン工場ではわからない、でもとっても知りたい情報です。
さて、今回のシステム開発のポイントです。
パン屋さんは、パンを作る手間を考えずに欲しいパンを発注し、売りたい日に確実に納品して欲しい。
パン工場では、売れるパンを納期に遅れずに計画的に製造し、パン屋さんに送り届けたい。
そして、できるなら消費者さんにどのパンが人気なのかという情報を集めたい。
このパン屋さんとパン工場さんの願いを、インターネットを使った受発注管理システムで実現しました。
インターネットを使った受発注システムで、工場からずっと遠いお店からでもパンの注文をすることができます。
注文は、お店に出したい日の前日を納品日として発注します。
発注を受けたパン工場では、納品日から製造と配送にかかる時間を考えて製造計画を立てます。
システムでは、商品ごとに製造にかかる時間がどれくらいかをマスタデータとして持っています。
また、顧客マスタで個々のお客様のところに届けるために必要な時間も持っていますので、その二つを合わせて逆算することで、いつそのパンを製造すればいいのかがわかるようになっています。
受発注を管理するシステムですので、データがたまっていくと今度はそれを分析することで、
- どの時期にどれくらい、どんなパンが売れているのか
- どの地域で、どんなパンが人気なのか
という売り上げ分析ができるようになります。
また、分析データは新商品開発や、新規顧客開拓のネタとして使うこともできます。
そしてそして、受発注管理ですから、受注伝票・納品書・請求書もシステムから発行することができます。
パンを製造するための原料の仕入れや在庫も管理することができます。
今回の開発ではそこまでの作り込みはしませんでしたが、それはそれ、一気にたくさんの機能を作ってしまうとシステムに慣れない現場が混乱してしまって困る可能性が大きくなりますから、システムは小規模なものから徐々に慣れて育てていくのがお勧めです。
さて、今回の受発注管理システムのお話し、いかがだったでしょうか?
ちなみに、当社のホームページにはフィルム加工業の会社様の受発注管理システムの事例も紹介しています。
なんだか気になる、うちの業務の受発注はどうなの? そんなことを考えたあなたは、もやっとした気持ちを大事にぜひ当社にお問い合わせください。
お待ちしておりまーす!