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BI【Business Intelligence】ツールpentahoを使ってみました。

1.利用要件
 外部にあるMySQLに接続し、データベースを利用する。
 欲しい情報をグラフにして表現する。
 また、絞り込んだデータをEXCELやPDFに出力する。
2.pentahoインストール方法
 1)ダウンロードするファイル
  ・biserver-ce-4.5.0-stable.zip
  ・jdk-7u9-windows-i586.exe
  ・fop-0.20.5.jar.zip
 2)準備しておく環境
  ・Fedore14 MySQLのサーバー
   a.ファイアウォールでポート3306を有効にする。
   b./etc/my.cnfにてbind-addressが指定されていないことを確認
     (指定がないとどこからでもアクセス可能になります。)
   c.特定ユーザーのログイン情報のホストの設定を、「すべてのホスト」に設定する。
 3)インストール
  ・C:\pentahoのフォルダを作成する。
  ・C:\pentahoへ1)でダウンロードしたファイルをコピーする。
  ・biserver-ce-4.5.0-stable.zipを(C:\pentaho)へ展開する。
  ・jdk-7u9-windows-i586.exe(32BIT)版をインストールする。
   (64BIT:マシンは64BIT版をインストールする。)
  ・環境変数JAVA_HOMEへC:\Program Files\Java\jdk1.7.0_09を設定する。
  ・あと、biserver-ce-4.5.0-stable.zipの解凍だけでは、EXCEL、PDFが出力できないため、
   C:\pentaho\biserver-ce-4.5.0-stable\biserver-ce\tomcat\webapps\pentaho\WEB-INF\libの
   fop-0.94.jarを消し、fop-0.20.5.jarをコピーする。
3.pentahoの起動
 1)C:\pentaho\biserver-ce-4.5.0-stable\biserver-ceのstart-pentaho.batを実行する。
 2)ブラウザーを立ち上げてhttp://localhost:8080を入力する。
 3)ログイン画面が立ち上がるので、ID:joe、パスワード:passwordにてログインする。
4.pentahoの利用
 1)お使いのデータにより、集計する対象が変わります。
 2)mySQLへの接続、ファイル->新規作成->DataSourceにてData Source Wizardが立ち上がる。
 3)SourceTypeをDatabase Table(s)を選択する。
 4)+アイコンをクリックしてDatabase Connectionにてお使いの環境の情報を設定する。
  (ここで2.2)・c.のユーザーを設定する。)
5.pentahoの停止
 1)C:\pentaho\biserver-ce-4.5.0-stable\biserver-ceのstop-pentaho.batを実行する。
6.利用方法
 2日程度しか調査していないので、できることに関しては、全て把握した訳ではありません。
 利用の方法としては、mySQLでVIEWをCREATEしてそのテーブルをpentahoで参照し、グラフ化
 しました。pentaho内では、条件文を記述できないようなので、mySQLのVIEWで代用しました。
7.補足情報
 biserver-ce-4.5.0-stable.zipをインストールする前に、biserver-ce-3.10.0-stable.zipを
 インストールして使ったのですが、mySQLのViewを参照することができなかったです。