注:ブログ移転記事ではありません
4月後半となると、新生活に伴う引越もひと段落して、生活が軌道に乗った頃かと思います。
奥進システムでも、引越を進めています。
SVNからGitの引越で、事務所が物理的に動いているわけではないですけどね。
SVNからGitに乗り換えるにあたって、やることを調べていて、
最初こそおっかなびっくりやってたんですが、今となれば手順がはっきりしてきたので、
簡易版ではあるけれど、引越の為にやったことを今回のブログに書こうかと。
一応準備:
・Git Bashでプロジェクト展開先に入っておく
・他のGit操作がなんか面倒ならSourceTreeなど見繕っておく
1:Git Bash上、git-svnでSVNリポジトリをGitリポジトリに転換して抽出
git svn clone -s svn+ssh://[プロジェクトのアドレス]
SVNで使ってたtrunkが取り出される感じです。
もし最終リビジョンだけでいいなら -r HEAD をアドレスの前に付ければよし。
2:SVNに関する設定を抹消する
ここは色々と試していました。なんとかSVNと縁を切る方法はないかと。
SourceTreeから毎回「SVNブランチ作る?」と作れもしないのに聞かれるのにウンザリしていたものですから。
結局、2ステップにまとまりました。
プロジェクト直下.gitフォルダの中を操作するので、隠しフォルダの表示をお忘れなく
2-1:configファイルのsvn-remote “svn”以下項目を削除
このファイルに[svn-remote]で始まる項目があると思います。そこをテキストエディタで開いて消すだけです。
2-2:svnフォルダも丸ごと削除
もしかしたらもうちょっとうまいことやる方法あるのかもしれないですけれどね。
今のところ問題はないのでこちらもバッサリ削除。
3:ついでに.gitignoreとemptyファイルを用意しておく
.gitignoreは無視リスト、
毎回管理するかどうか聞くなとするファイルをリストしておけます。(詳しい書き方はご自分で。)
emptyファイル今こそファイルは入っていないけれど将来的にないと困るフォルダを抑えておくカカシみたいなもの。
gitはファイルのないフォルダを覚えていてくれませんからね…。
.gitignoreみたいにドット始まりのファイルをWindowsで作りたいなら、
ファイル名を”.gitignore.”とするといいみたいです。
もちろん、この変更は「Gitに」コミットしておきましょう。
5:あとは適当にリモートとつなげてプッシュ
まだローカルにGitリポジトリがある状態です。
チームで共有するために、リモートリポジトリを作ります。
とりあえずはこんなところです。
細かい設定をできる限り追うことなくSVNと縁を切る方法、
少なくとも、configファイル編集とsvnファイルの丸ごと削除だけは大事です。